アンダルシアMXGP デ・ウルフが復帰戦で総合7位、エバーツも負傷抱えポイント獲得 FIMモトクロス世界選手権

2026年FIMモトクロス世界選手権第2戦アンダルシアMXGPがスペイン・アルモンテのサンドコースで開催された。週末を通じて降り続いた雨によりコースは深く荒れ、激しい凹凸が生まれる過酷なコンディションとなり、全ライダーにとって極めて厳しい一戦となった。

Nestaanハスクバーナ・ファクトリー・レーシングは、この過酷なラウンドで確かな前進を示した。ケイ・デ・ウルフは負傷からの復帰戦でMXGPクラスデビューを果たし、総合7位を獲得。リアム・エバーツも負傷を抱えながらMX2クラスで総合7位に入り、安定したポイントを積み重ねた。

MX2クラスのエバーツは、開幕戦に続き安定した走りを披露。土曜の予選レースを7位で終えると、決勝レース1では序盤から7番手を維持し、4周目に6位へ浮上。そのままポジションを守り切りフィニッシュした。路面がさらに荒れていく中でも冷静なレース運びを見せた。

レース2でも同様に上位争いに加わり、序盤には5位まで浮上。マティス・バランとのバトルを展開したが、終盤は厳しいコンディションの影響を受けポジションを落とし、最終的に7位でチェッカーを受けた。6位と7位の結果により総合7位、29ポイントを獲得した。

一方、デ・ウルフにとって今大会は重要な節目となった。開幕戦アルゼンチンを親指の負傷で欠場していた元MX2世界王者は、ここで復帰を果たすと同時にMXGPクラスへのフル参戦初戦を迎えた。予選ではスタート直後の混乱に巻き込まれる不運もあったが、日曜の決勝に向けて準備を整えた。

レース1ではスタート直後から8番手に浮上し、トップ10圏内を維持する走りを展開。終盤の激しい展開の中で最終的に10位となったが、復帰戦としては上々の結果を残した。

レース2では序盤13位から徐々にペースを上げ、7周目に12位、13周目には9位へ浮上。最終ラップでさらに1つ順位を上げて8位でフィニッシュした。この結果により総合7位、24ポイントを獲得し、MXGP初戦として非常に有望なスタートを切った。

厳しいコンディションの中で、エバーツは安定性を示し、デ・ウルフは新たなクラスで確かな手応えを掴んだ。チームはこの成果を携え、3月29日にフラウエンフェルトで開催される第3戦スイスMXGPへと向かう。

ケイ・デ・ウルフ

「正直に言って、レースに戻ってこられて本当に嬉しいです。ここ数週間は怪我で厳しい時間を過ごしてきたので、再びスタートラインに立ち、2レースを完走できたことに満足しています。まだ100%の状態ではありませんが、バイクに乗るたびに良くなっている感覚があります。スピード自体はあるので、あとはもう少し時間とレースリズムが必要です。全体としてMXGPでのスタートとしては堅実な内容だったと思いますし、ここからさらに積み上げていきます。」

リアム・エバーツ

「コンディションが非常に厳しく、フィジカル的にも大変な週末でした。タイムドプラクティスで足首をかなり痛めてしまったので、日曜日はそれをコントロールしながらレースを走ることが重要でした。両レースとも安定した走りができ、大きなミスをしなかったことはこのコースではとても重要でした。簡単ではありませんでしたが、29ポイントを持ち帰ることができて満足しています。今朝の時点でこの結果を提示されていたら受け入れていたと思います。もちろんもう少し上を目指したいですが、ベースは良いのでこのまま積み上げていきます。」