アンダルシアMXGP フランデレンがトップ10入り、ドゥカティは前進示す FIMモトクロス世界選手権

2026年FIMモトクロス世界選手権第2戦アンダルシアMXGPがスペイン南西部、ドニャーナ国立公園内のアルモンテで開催され、ドゥカティ勢は厳しいコンディションの中で確かな進歩を示した。カルビン・フランデレンは総合9位に入り、トップ10フィニッシュを達成した。

土曜予選で5位に入っていたフランデレンは、決勝レース1のスタート直後に他車と接触して転倒。マシンの下敷きとなり最後尾からの再スタートを強いられた。このクラッシュで右手親指も痛めたが、19周のレースで追い上げを見せ、18位でフィニッシュした。

チームメイトのジェレミー・シーワーは18番手スタートからレース1を16位で終えたが、コースとの相性に苦しみ、完全にリズムを掴むことができなかった。

レース2ではフランデレンが本領を発揮。好スタートから1周目を7位で通過し、難しいサンドコースで着実にポジションを上げると最終的に5位でフィニッシュ。この結果により総合9位となり、ランキングでも9位につけた。

一方のシーワーはレース2で25番手スタートと出遅れ、追い上げて19位でフィニッシュ。総合20位という結果に終わった。

また、Beddini Racingドゥカティ・ファクトリーMX2チームにとっては厳しい週末となった。ヨーロッパ選手権初戦に臨んだシモーネ・マンチーニは予選で好調な走りを見せたものの、決勝レース1での転倒が響き、両レースともポイント圏外に終わった。

MXGPは次戦、スイス・フラウエンフェルトへと舞台を移す。

カルビン・フランデレン

「全体としては良い週末でしたが、今日のレース1の結果には少し失望しています。あれが総合結果に大きく影響してしまいました。アルゼンチンから確実に前進しており、予選とレース2ではそれを示すことができました。現時点ではトップ5が目標ですが、良い日であれば表彰台争いも可能だと思います。その領域には近づいていますし、まだ改善すべき点もありますが、今回は大きな前進でした。チームは昼夜を問わず多くの努力をしてくれているので、この結果で少しでも応えられたことが嬉しいですし、それが自分自身のモチベーションにもなります。この流れを続けていきます。」

ジェレミー・シーワー

「厳しい週末でした。現在の自分たちの状況において、このコースは最も難しいタイプの一つでした。結果だけを見ると良くないように見えますが、実際には競争力は確実に向上していますし、昨年とは全く違う状況です。ただこれが現実であり、これ以上の結果を出すのは難しかったです。ハードにトレーニングしていますし、決して努力していないわけではありません。」

シモーネ・マンチーニ

「非常に厳しい1週間でした。予選ではスピードもあり良い走りができていたので良いスタートを切れましたが、レース1で大きく転倒してしまい、どう対処すればいいのか分からなくなりました。そこから週末は一気に悪い流れになってしまいました。ここから立て直し、自分らしく戦えるようにしていきますし、スイスでは全く違う結果を見せたいです。」