
MotoGPは、7月12日のザクセンリンク大会から、スターティンググリッドの各列間の距離を3メートル拡大する方針を固めた。さらに、夏休み明け最初のイベントとなるイギリスGPからは、レーススタート時のライドハイトデバイスの使用を禁止する方向だという。これは5月のカタルーニャGPで発生した多重クラッシュを受けた安全対策として導入される予定だ。
MotoGPスポーツエンターテインメントグループ(MGPSEG)、二輪車スポーツメーカー協会(MSMA)、各チームの代表者が複数回にわたる協議を重ね、第1コーナーへの集団進入時の混雑を可能な限り緩和するための2段階のロードマップを策定した。まずカレンダー次戦として2週間後に予定されているブルノ大会で改訂手順の初期テストを実施し、結果が良好であればグランプリ委員会に承認を申請する運びとなっている。
ライドハイトデバイスの禁止については、当初シルバーストーンとフィリップアイランドのみへの適用も検討されたが、最終的にすべてのサーキットで制限を設けることが決定した。なお、2027年から施行される新技術規則ではライドハイトデバイス自体が廃止される予定だが、今回の措置ではレース中のリアライドハイトデバイスの使用は引き続き認められる。
カルロス・エスペレーター
「グリッドの変更はチャンピオンシップにとって非常に重大な変更であり、スタートラインと最終コーナーの間に確保できるスペースによっては、一部のサーキットで大規模な改修が必要になる可能性もあります。」
「ライドハイトデバイスの禁止提案はすべてのサーキットが対象です。あとはメーカー側が評価を行う段階です。このデバイスは2027年にはスポーツから姿を消すことが決まっているため、議論には期限があります。問題は、今年中に何か手を打てるかどうかということです。」

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