ジョナサン・レイはポールポジションからスタートしたものの、すぐにトプラック・ラズガットリオグルが接近、ホールショットを奪う展開となった。アルヴァロ・バウティスタがトップに立ったあとも、ジョナサン・レイ、トプラック・ラズガットリオグル、スコット・レディングの激しいバトルが展開されたが、ブレーキがフェードしたことで表彰台争いを有利に進めることが出来なかった。
バイクのフィーリング自体は良かった
ジョナサン・レイ
「バイクのフィーリングはとても良かったんですが、終盤でいくつかの問題にぶつかり、いくつかのコーナーのブレーキングで問題がありました。ブレーキがフェードしてしまったことで、レバーがバーにぶつかる程になってしまったんです。マシンが止まらないことで少しづつタイムをロスしていきました。中盤の安定性は良かったものの、途中から雨が少し降り出したこともあって、あそこで転倒はしたくなかったんです。」
「実はドニントンでもブレーキに問題があったんですが、週末を通じて問題を防ごうとしてきました。ブレーキシステムはディスクサイスなどを試してみたんですが、明日はさらに安定性を高めるためのオプションを試してみることを考えています。それ以外では3速から5速度で負けていたストレートの問題はありますが、マシンは全体的に良かったと思います。」
(Photo courtesy of KRT)