マルク・マルケスにとって最後のホンダでのレースが始まる。マルク・マルケスは11年間で169回のグランプリ出場、59勝、64回のポールポジション、101回の表彰台、そして6度のタイトル獲得をホンダと共に達成したが、それが今週末で終わりを迎える。

ホンダRC213Vと共に数々の記録を打ち立ててきたマルク・マルケスは間違いなく最高峰クラス最高のライダーの一人であり、RC213Vも一級の速さを持ったバイクであったことは間違いない。なお今週末もマルク・マルケスの目標は変わらず、集中力を保ち、最善の結果でゴールを目指すことになる。

バレンシアを最高の形で迎えたい

マルク・マルケス

「遂に今シーズンも最後です。今年はアップダウン、感情の変化、難しい決断の連続でした。今はただバレンシア最終戦を最高の形で終えたいと思っています。バレンシアは好きなトラックですし良い思い出もあります。」

「もちろんただの最終戦であるだけでなく、自分のスポーツキャリア、人生において非常に感情的な一つのチャプターであることは間違いありません。レプソル・ホンダチームと共に過去11年間で素晴らしい成績を残してきました。」

「素晴らしい時も苦しい時もありましたが、これが今の自分を形作っています。今週末は自分達が共に成し遂げてきたことを記念し、最後の瞬間まで共に戦うことを楽しみたいと思います。」

(Photo courtesy of HRC)