ムジェロでの手応えを胸にアッセンへ
フランチェスコ・バニャイアは、今季苦戦を強いられる中で迎えるオランダGPに向け、ポジティブな兆しを掴み始めている。ムジェロでのバイクの安定感と、マルク・マルケスとの短いながらも初のバトルに手応えを得たことから、愛着あるトラックでの週末に意気込みを見せている。フロントの不安定さに悩まされる状況が続くものの、改良を加えたセッティングが少しずつ改善をもたらし、冷え込みが予想されるコンディションの中でも序盤から戦闘力を発揮できるかに注目が集まる。

「今週末はムジェロでポジティブだったことに対して集中していきたいですね。バイクはより安定していましたし、今シーズンで初めてマルクとバトルが出来ました。わずか7周ではありましたけどね。ここからスタートしていって、週末を楽しんでいきたいですね。自分にとってはベストと言えるトラックに1つですから。ポジティブに考えていますし楽しみたいと思います。現状はあまり良くありませんが、少しずつ改善はしていますので楽しみながらレースに備えていきたいです。フロントが動き回ることに今年は苦戦していますが、今年に入ってからの問題なので解決に時間がかかっています。ムジェロで加えた変更が少し助けになっていますので、今週末はさらに進めていきたいです。気温は少し低いでしょうが、序盤から戦闘力を発揮出来るか見ていきます。」