パブロ・ニエト「人はすぐに忘れる」ビニャーレスとKTMの決裂に関して

VR46チーム代表のパブロ・ニエトが、マーベリック・ビニャーレスとKTM/テック3の関係悪化について見解を述べた。ニエトはビニャーレスを「これまで見てきた中で最も才能あるライダーの一人」と評価しつつも、結果が出なければ「人は一日で忘れてしまう」と語り、負傷に苦しんだビニャーレスの境遇に理解を示した。

ビニャーレスは2027年にKTMのファクトリーチームへ移籍する予定だったが、昨年7月に負傷した肩の影響で2026年シーズン序盤を棒に振り、その移籍の機会を失った。テック3残留の可能性も残っていたが、「自分の自信を損なう内容だった」と本人が語る契約をKTMが最終的に無効にしたとされる。

KTMのファクトリーチームはアレックス・マルケスとファビオ・ディ・ジャンナントニオの起用を決定しており、テック3はルカ・マリーニとルーキー1名との契約に近づいているとされる。ワークスホンダの2台目を除く全ファクトリーシートはすでに埋まっており、サテライトチームの空き枠も事実上残っていない状況だ。ビニャーレスはドイツGPで「燃え尽きた」と語っており、MotoGP以外の選択肢については言及していない。

パブロ・ニエト

「残念ながら、このスポーツでは、ほぼすべてのスポーツでそうですが人が見るのは最後のレースで何をしたかということだけです。マーベリックは自分がこれまで見てきた中で最も才能あるライダーの一人ですが、負傷という点では運がなかったと思います。」

「残念なことに、レースを欠場せざるを得ない負傷を抱えてしまうと、人はすぐに忘れてしまいます。事実上、誰も話題にしなくなる。おそらく、彼にはそういうことが起きてしまったのだと思います。」

「そして結果が出ず、チームやバイクに対して居心地の悪さを感じているとしたら、これはあくまで自分の意見であり、彼とそこまで深く話し合ったわけではありませんが、彼自身が言っているように、完全に嫌気が差しているのは間違いないでしょう。」