アコスタ「マルケスに勝つためではなく、学ぶためにドゥカティへ行く」

ペドロ・アコスタが、KTMのCEOゴットフリート・ノイマイスターの発言に反論した。ノイマイスターは先月、アコスタがマルク・マルケスと同じマシンで勝負したいという思いからドゥカティ移籍を決断したと語っていた。アコスタはインドネシアGPの週末、その見方を否定し、移籍の真意を明かした。

アコスタは先週のオーストリアGPでKTMに4年ぶりのMotoGP優勝をもたらしており、2027年からドゥカティのファクトリーチームで参戦することを昨年12月に決断している。

ペドロ・アコスタ

「問題は、自分がKTMと交渉したことは一度もないということです。向こうが契約書を送ってきたので、断りました。説得しに来たので、どんなことがあっても気持ちは変わらないと伝えました。去年ここを離れようとしたとき、契約を果たしていないと責められたからです。」

「だから、あの時と同じ状況には、世界中のどんなお金を積まれても絶対に戻らないと伝えました。そのことは忘れてほしいと。向こうは対案を出してきましたが、交渉はしていません。これは自分の人生でいちばん迷わなかった決断だったと思います。」

「自分とマネージャーのアルベルト・バレラがめざしていたのは、ただひとつ。この10年で最も競争力のあるバイクと、最も競争力のあるチームで走ることでした。10年というのはあくまで目安の数字ですが。」

「マルケスに勝つためではありません。マルケスと一緒に走りたかった唯一の理由は、歴史上最高のライダー、少なくともここ15年で最高のライダーから学べる機会は、もう二度と来ないと思ったからです。」

「マルケスと組む上で、それだけははっきりさせておきたかった。たとえ負けたとしても、彼のそばにいることは、長い目で見れば自分のキャリアにとって、負けることで失うものよりずっと大きなプラスになります。」