スズキ 二輪車・ATVの世界累計生産台数1億台を達成

スズキは11月4日、二輪車とATV(バギー車)を合わせた世界累計生産台数が1億台に達したと発表した。内訳は二輪車が9,740万台、ATVが277万台。累計1億台への到達は2026年7月で、5,000万台を達成した2004年から約22年で倍増したことになる。

スズキの二輪事業は、1952年に発売した「パワーフリー号」(2サイクル36cc)から始まった。現在は日常の足となるスクーターなどの小型二輪車から、「GSX」シリーズ、「V-Strom」シリーズ、「DR」シリーズ、「Hayabusa」、「KATANA」といった中・大型二輪車、さらにAMAスーパークロス選手権で2026年シーズンのチャンピオンを獲得したケン・ロクセンが駆る「RM-Z450」などの競技用車両までをラインアップし、日本国内および世界108か国・地域で販売している。生産は浜松工場をはじめ、インド、インドネシア、フィリピン、中国、コロンビアなど14か国・地域にある16社の工場で行っている。

ATVでは、1982年に世界初の四輪ATV「LT125」(4サイクル125cc)を開発・発売した。現在はレジャーや業務用途向けの「KingQuad」シリーズを展開し、世界22か国・地域で販売。生産はアメリカ・ジョージア州のスズキ・マニュファクチャリング・オブ・アメリカ社が担っている。

鈴木俊宏(スズキ代表取締役社長)

「スズキの二輪車の歴史は、1952年の『パワーフリー号』から始まりました。自転車にエンジンを取り付け、ペダル走行とエンジン駆動を容易に切り替えられる当時としては画期的な機構を備えていました。またATVにおいては、1982年に世界初の四輪ATV『LT125』を開発しました。『パワーフリー号』も『LT125』も、1920年にスズキを創業した鈴木道雄の『お客様が欲しがっているものなら、どんなことをしてでも応えろ。頑張ればできるもんだ。』との言葉にしたがい、お客様に寄り添って生み出した商品です。その後も、お客様の声に耳を傾けながら開発した数々の二輪車・ATVを世に送り出し、今回この節目を迎えることができました。これもお客様ならびに世界各国の販売店の皆さまのご支援、ご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。スズキはこれからも『By Your Side』のもと、幅広いお客様のニーズに寄り添った製品を提供してまいります。」

累計生産台数の推移

  • 2004年:累計5,000万台達成
  • 2026年7月:累計1億台達成(二輪車9,740万台、ATV277万台)