カワサキが発表したスーパーチャージャー搭載のネイキッドバイク、Kawasaki ZH2標準は、ピレリ（Pirelli）のDIABLO ROSSO™ IIIを標準装着のタイヤとして装着。スーパーチャージャー搭載の過激なバイクの要求を受け止め、安定感、優れたトラクションを発揮する。
〜以下プレスリリース〜
DIABLO ROSSO™ IIIがKawasaki ZH2標準装着として選ばれる
2019年11月のEICMAショーの主役でありラスベガスにて国際的に発表されたKawasaki Z H2は歴史的なZシリーズの中でも最も過激な、力強い量産市販バイクとなります。この新しいZシリーズのフラッグシップモデルで明石産まれのスーパーチャージャー・ネイキッドは多くの最先端な技術的な及び電子的機能により、最も要求が厳しいライダーを満足させるため市場に投入されました。
最も明確な特徴はやはり11,000rpmで200PSを発揮する988cc・直4スーパーチャージャーのエンジンです。エンジンからのハイパワーを路面に伝達するためにKawasakiはPirelli DIABLO ROSSO™ III フロント： 120/70 ZR 17 M/C (58W) TL (K) 及び リア：190/55 ZR 17 M/C (75W) TL (D)をZ H2用に選択しました。フロントタイヤ（K）はKawasakiのハンドリング及びアジリティの要求を満たすためにピレリのエンジニアがチューニングを施しました。リアタイヤ（D）はスーパーチャージャーエンジンから発揮される信じられないパワー及び激しいトルクを受け止め、高めた安定性とトラクションマネジメントを実現します。
DIABLO™ブランドは常にモーターサイクルタイヤ界でPirelliの存在感を代表しています。DIABLO™ブランドは約18年間の経験、最も権威のある専門誌からの技術的及び比較テストの受賞、全てのレベルの国際レース活動の結果にて証明されています。DIABLO™レンジの中、DIABLO ROSSO™ブランドはオンロード用のハイパフォーマンス商品として認識されており、DIABLO ROSSO™ IIIはこの成功しているブランドの系図とストーリーを継承しています。
2004年からPirelliは量産バイク用FIMスーパーバイク世界選手権を開発の基準として競技用の製品だけではなく、世界中で使われる日常用タイヤにもその技術を活用しています。哲学でもあり、Pirelliのスローガンでもある、 “We sell what we race, we race what we sell”「レースするタイヤを販売し、販売するタイヤでレースする。」 Pirelliは選手権で得た経験、素材、特許を一般オンロード用にフィードバックしてきました。DIABLO ROSSO™ IIIをはじめ、全てのプロジェクトはFIMスーパーバイク世界選手権から得た経験の結果です。開発技術、構造の素材、コンパウンドの配合技術は選手権用及び一般オンロード用に同様に投入されています。
DIABLO ROSSO™ IIIの主な技術的な特徴：
1) リアタイヤのデュアルコンパウンド。高率シリカコンパウンドにより全ての状況での
グリップを向上しつつタイヤ寿命を延長します。
2) タイヤプロファイルはレースタイヤから派生。
3) タイヤパターンはDIABLO™ Supercorsa DOTレースタイヤを進化させたものです。ウ
エットハンドリングを向上するために溝面積を増加しました。
新DIABLO ROSSO™ IIIは上記の件により、下記のメリットをライダーに提供します：
1) 優れハンドリングはレースタイヤのDNA由来です。ライダーに強いグリップの感覚とバイクに素晴らしいフィードバックを伝えます。これはスーパーバイク競技から派生したタイヤのプロファイル及び構造の組み合わせにより可能になります。
2) 優れたクリップは988cc直4スーパーチャージャーエンジン使用するKawasaki Z H2のようなハイパワーバイクの出力を路面に伝達します。新素材及び他セグメントの経験を活かし、ドライだけではなく、ウエットでもグリップ及び安心感を提供します。
3) タイヤ寿命全体に性能の一貫性を維持し、ラストマイルまで変わることなく、グリップ及びライディングプレジャーを提供します。DIABLO ROSSO™ IIIはスポーツバイクタイヤで優れたハンドリング、優れたグリップ、タイヤ寿命の最後までハイパフォーマンスな性能で。最も厳しいライダーの要求を満たします。特にDIABLO ROSSO™ IIIは自身のバイクから最大限のパフォーマンスを引き出したいライダーに最も適していいます。
（Source: Pirelli）
（Photo courtesy of Pirelli）