スズキは2021年のMotoGP参戦体制を発表。ライダーは2019年から続く組み合わせのジョアン・ミルとアレックス・リンスだ。ジョアン・ミルはスズキの創業100周年となる2020年にワールドチャンピオンとなり、リンスはシーズン中の怪我から回復して総合3位を獲得している。
今年のチーム・スズキエクスター（Team SUZUKI ECSTAR）は新たにアメリカの飲料メーカーであるモンスターエナジーをスポンサーに迎え、フロントフェンダー、アッパーカウル、アンダーカウルに大きくモンスターのロゴが入った。基本的なカラーリングは100周年カラーのシルバーとブルーメタリックで変わらずだ。
2021年はスズキがMotoGPに復帰してから7年目のシーズンとなり、19戦が予定されているMotoGPに万全の体制で挑むことになる。現在行われているプレシーズンテストが終わるといよいよ3月28日からカタールで開幕戦がスタートする。
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チームディレクター／プロジェクトリーダー 佐原伸一
「2020年はスズキにとって最高のシーズンでした。ワールドチャンピオンを獲得して、チームタイトルも獲得しています。2021年はさらに良い結果を狙っていきますのでチャレンジングな1年になるでしょうが、この目標に向かって力強く戦うことが出来ると確信しています。」
「コロナウイルスの影響もあり、今年もまた奇妙なシーズンとなります。エンジン開発が凍結されていますから、バイクに関して変更出来る点が少なく、ライバルの戦闘力も昨年同様に高いわけです。」
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「チームにとっては新しい時代と言えるシーズンになるでしょう。チームの組織体制も変わりますから、私も今まで以上にレース現場にいることになります。しかし全てのチームメンバーに、彼らのそれぞれの役割で支えてもらうことになります。」
「チームとして我々は成熟し、強固なチームとなりましたから、共に協力しながら効率的に効果的に作業することが出来るでしょう。ジョアン・ミルとアレックス・リンスは冬の間にしっかりと準備を進めてきました。」
「両ライダー共にモチベーションに溢れ、決意を持って新たなシーズンに挑む形となります。彼ら2人がベストなコンディションで挑めるよう、トップ争いが出来るツールを提供すべく100％を尽くしていきたいと思います。」[adchord]
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（Source: suzuki-racing）
（Photo courtesy of suzuki-racing）