ジャック・ミラーを交わしてレースをリードしたフランチェスコ・バニャイアだったが、エネア・バスティアニーニに抜かれた後にミスを冒して転倒。20ポイントは獲得出来るはずのレースを無駄にしてしまった。ペッコらしからぬミスだが、本人も転倒の理由はわからないとしている。[adchord]
転倒した理由はわからない
フランチェスコ・バニャイア
「コンスタントにスピードを発揮していましたし、レースをリード出来ていて、転倒するまでは完璧なレースでした。エネアに抜かれた後はアラゴンでマルク相手に仕掛けたのと同じく、オーバーテイクされた後にすぐ抜き返す戦略を取りましたが、ターン8でミスをしてしまったんです。」
「今までよりも少しだけハードにブレーキを行い、フロントがロックしてしまいました。ブレーキを強く握りすぎたことが原因で、走行ラインを外してしまいました。その後は落ち着いてコンスタントさで追いつこうと思っていました。焦るとミスが多くなりますからね。」[adchord]
「その後最終セクターにアプローチした際にコーナリングスピードが遅く、そこで転倒してしまったんです。今日はソフトではなくミディアムを使用していましたが、それが転倒の原因だったとは思いません。」
「ターン13は少しゆっくり落ち着いて走行したんです。転倒した理由はなぜかわかりません。データを見てみましたが、やはり転倒の理由はよくわからないんです。この結果で20ポイントを失った形ですし、これから挽回は難しくなっていくでしょう。これ以上はこの先のレースでミスを繰り返すことは出来ません。」
（Photo courtesy of Ducati）