安定した走りを続けたフランチェスコ・バニャイアだが、終盤に振り始めた雨に転倒の恐怖を感じながらの走行だったと振り返る。ファビオ・クアルタラロが優勝候補のアレイシ・エスパルガロをコースアウトさせたことで自分のペースで走行出来たものの、マルコ・ベッツェッキの追い上げによって緊張感のあるレース終盤の走りだったようだ。[adchord]
良い形で夏休みを迎えることが出来る
フランチェスコ・バニャイア
「過去2戦はアンラッキーも重なっていたのでこの結果はシンプルに嬉しいですね。夏休みの前にこうして優勝できたのはチームの為にも自分の為にも良かったと思います。良い形で夏休みを迎えることができるでしょう。」
「レインフラッグが振られた時は非常に恐ろしい思いをしました。サーキット内のスクリーンではアレイシ・エスパルガロが転倒しているのが見え、青いバイクが横にいるのが確認できました。」
「おそらくファビオだろうと思っていたんです。転倒に巻き込まれなかったのはラッキーでした。それを見たので自分のレースに関してはもう少しリラックスして、自分のレースをしようと思ったんです。」[adchord]
「しかしベッツェッキも追いついていたので、少しプッシュしてギャップを維持して走るようにしたんです。そうしていたら雨が振り始めてペースを落としたものの、再び転倒する恐怖を感じながら走行していました。今日はとにかく完走が目的でしたから、無理にプッシュしないように気をつけていました。」
「パルクフェルメではマルコ・ベッツェッキと共に表彰台を祝うことが出来ましたが、こうしたVR46の仲間が良い結果を残せたことは嬉しいですね。彼の最高のライダーですし、自分にとって大切な友人の1人ですから最高の気分ですね。」
（Photo courtesy of michelin）