マルク・マルケスは今回のレースで初めて日曜日にポイントを獲得。今はホンダ全体でバイクの改善を進める中で、転倒を避けつつ多くのデータを持ち帰ることを目標としているが、あえて不利なソフトリアタイヤで走行したことも、現時点の勝負を諦め、グリップの良い状態での挙動を確認する作業を優先したためだろう。[adchord]
ソフトリアが終わることも含めて想定内
マルク・マルケス
「冗談に聞こえるかもしれませんが、今回のレースが初めて日曜日に完走をしてポイントを獲得したレースになったんです。シルバーストーンでそうしていたように、今までと異なるメンタリティーで挑んでいるんです。シルバーストーンはレース内部のアクシデントとも言える状況で、限界の走行ではありません。」
「今日はソフトリアで出走して少しずつリズムに乗っていきました。フィーリングが良かったのでレース中盤はプッシュしてみました。レース終盤はタイヤが終わってしまいましたけど、これも含めて想定内の内容でした。今はとにかくレースの中で多くのことを理解しようとしている中で、転倒はなんとしても避けたい状況なんです。」
（Photo courtesy of HRC）