トップとのバトルと、明日への改善点

マルク・マルケスはホンダ時代に苦手としてきたカタールでスプリントレース5位に入り、トップ選手たちとのバトルができたことに満足感を示した。1周目での大きなタイムロスがあったものの、レースを通じて多くの気づきがあったと言及。特に、レース後半でも戦力を発揮できるように改善が必要だと感じている。明日の目標はトップ6位ポジションの安定した獲得であり、表彰台を狙うのは難しいと現実的な見方を示した。

マルク・マルケス(SPRC5位)

「今日のレース内容は嬉しいですね。これでついにトップ選手達とバトルが出来ました。カタールは自分にとっては苦手なサーキットで、今まではかなり離されての走行が常でしたから。少しの間ではありましたけどトップ選手達にも追いついて走行が出来ました。」

「最大のミスは1周目でかなりのタイムを失いました。ただ、走行をする中で多くの気付きがありました。明日についてはレース後半でも戦力を発揮出来るように改善が必要です。レースの中では状況のコントロールが重要であると感じました。」

「ホンダではレース序盤からアタックが可能なんですが、Ducatiの場合はまだバイクのリアクションがわかりません。序盤はとにかく沢山のライダーに抜かれてしまいました。ただ、それを除けば明日に向けてシチュエーションは悪くないと思います。」

「明日も自分より早いライダーが5名はいますから、表彰台を狙うのは難しいでしょう。目標は昨日語ったようにトップ6位ポジションです。これを安定した獲得することが重要です。」

(Photo courtesy of gresini)