シーズン開幕当初に戻ったような気分

フランチェスコ・バニャイアは、Ducatiにとって有利なトラックであることを認めつつ、自身が特に気に入っているブレーキングポイントの重要性を強調した。彼はチャンピオンシップのリードにはこだわらず、シーズン開始当初に戻ったような新鮮な気持ちで臨んでいると述べ、特にスプリントレースでの結果を改善する必要があると考えている。

フランチェスコ・バニャイア

「このトラックはDucatiにとっては最高のトラックですが、何よりもブレーキングポイントが自分は気に入っています。正確に強力にブレーキングを行うことが重要です。現時点ではチャンピオンシップのリードは重要ではなく、またシーズン開始当初に戻ったような気持ちでいます。後半戦は特にスプリントの結果を改善しないと駄目だと思っています。ホルヘは特にスプリントでスピードを発揮していますからね。」

「自分とホルヘがチャンピオンシップ争いをしていますが、自分たちはレースの中で何度かミスを犯しています。エネア、マルクがコンスタントにトップで走行するようであれば、最後までわからないでしょう。」

「現時点ではまだレースが続いていきますから、今からリスクを取るかどうかといった考えにはなりません。これは状況次第で変わるためです。昨年の日本は雨の中でトップ争いをしていたわけですが、そういった意味ではリスクしかなかったと言えます。」