長島哲太は、今週末スペインのヘレス・サーキットで行われるWorldSBKシーズン最終戦に、HRCのワイルドカードとして参戦することが決定した。長島は以前、2022年のオーストラリアSBKラウンドで負傷したイケル・レクオナの代役としてWorldSBKに初参戦している。非常に難しい混合コンディションの中、フルレースの9位と10位という好成績を収め、プロダクションバイクベースの選手権でのデビュー戦を成功させた。
今回、HRCのテストチームのサポートを受ける長島は、CBR1000RR-Rに関する豊富な経験と、Moto2時代およびアンダルシアのヘレスでのテストを通じて得た同サーキットの知識を武器に臨む。SBKプロジェクトにおいてすでに重要な貢献を果たしている長島は、金曜日から全力で臨み、日本のエンジニアにとって重要なデータを収集することを目指している。
長島哲太
「WorldSBKの最終戦であるヘレスに参戦するのが本当に楽しみです。これまでWorldSBKのテストを行ってきましたが、2022年にオーストラリアで初めてレースに出場し、悪くない結果を残しました。今回のバイクがどのように走るのか、そしてどんな成果が得られるか、とても興味があります。バイクのさらなる理解を深め、2年前との違いを確認したいと思います。早く走り出したくてたまりません。」
（Photo courtesy of HRC）