スプリントの教訓を決勝につなげたい
ジョアン・ミルはまずQ2進出を果たすことに集中。ホンダ勢最上位、さらに3列目最後尾となる9番手を獲得し、2020年王者の実力を改めて示した。この勢いはスプリントでも継続。ベッツェッキ、ビニャーレスを追いながら9位でフィニッシュした。依然として改善点は残るものの、#36は自身のライディングを順応・改善させながら着実に前進している。
ジョアン・ミル
「今日は全体的に良い一日でしたし、ディッジャ（ディ・ジャンアントニオ）、ベッツェッキ、ビニャーレスといったグループの中で限界内でうまく走ることができました。スタートから激しく戦い、最終的にはポイント圏内で終えることができました。まだバイクに改善が必要な部分はありますが、それに対応するために自分のライディングを変えることができました。スプリントで得た良い情報を、明日のロングレースに活かしたいと思います。9番手スタートはここヘレスでは大きなアドバンテージになるでしょう。」
（Photo courtesy of HRC）