
AMAスーパークロス参戦中のホンダHRCプログレッシブチームは、ライダーのチャンス・ハイマスが左肩のラブラル損傷により手術を受けることを発表した。1月24日にアナハイム2で開催された第3戦でのファーストターンでの転倒による負傷で、1月30日(金)に手術が行われる予定。復帰までは約8週間を要する見通しだ。
ハイマスはレーススタート直後、コーナー進入時に他ライダーの転倒に巻き込まれる形でクラッシュ。地面に手をついた際に左肩を脱臼し、損傷につながった。今季に向けて再起をかけて準備してきた中でのアクシデントとなり、本人にとっても無念の結果となった。
チャンス・ハイマス
「スタートは完璧ではありませんでしたが、それでもまずまずの位置で第1コーナーに進入できていました。そこで前のライダーが転倒し、自分も巻き込まれてしまいました。手をついた時に変な角度になってしまい、肩を脱臼しました。復帰に向けて全力で準備してきただけに悔しいですが、周りに支えてくれる素晴らしい人たちがいてくれるのが救いです。すべてを考慮して、チームと相談のうえ、今週金曜日にラブラルを修復する手術を受けることを決めました。今は100%の状態でアウトドアシーズンに備えることに集中します。」
2026年AMAスーパークロスシーズン序盤は、ホンダHRCにとって厳しい展開が続いている。ジェット・ローレンスと下田丈は共にプレシーズン中の負傷で戦線離脱中。唯一出場しているハンター・ローレンスは3戦を終えてランキング2位と健闘を見せている。
ブランドン・ウィルソン(アメリカン・ホンダ レーシング&広告マネージャー)
「今シーズンは我々にとって本当に試練の連続です。チーム全員が負傷したライダーたちの状況に心を痛めていますが、特にチャンスの今回の負傷は非常につらい出来事です。彼がいかに努力を重ねてシーズン序盤に素晴らしいスピードを見せていたかを知っているからこそ、尚更です。ただ、ハンターの好調な走りは我々にとって希望の光ですし、近いうちに4人全員が元気に戻ってきて、再び先頭争いを繰り広げてくれると信じています。」
ハイマスの復帰は3月下旬以降が見込まれており、アウトドアシーズンに向けて再スタートを切ることになる。苦境の中にあるホンダHRCだが、着実に再起への準備を進めている。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。

