レッドブルKTMファクトリーレーシング 2026年シーズンからWürthとツールパートナー契約締結

ドイツのWürth(ウルト)がKTMの公式ツールパートナーに

レッドブルKTMファクトリーレーシングは、2026年シーズンよりWürth(ウルト)を公式ツールパートナーとして迎えることを発表。MotoGPシリーズにおける技術力と信頼性の強化に向け、同チームは新たなサプライヤーと連携を深める。

WürthはこれまでMotoGPへのツール供給を行ってきたが、今回の契約によりファクトリーチームとの緊密なパートナーシップという次の戦略的ステップに踏み出した。精密性、耐久性、信頼性を追求するWürthの製品群は、極限のプレッシャーと厳しい環境下で作業するレースメカニックにとって欠かせない存在となる。

今回のパートナーシップには、マシンへのロゴ掲載、チームガレージ内およびウェア類へのブランディング、そしてグローバルなMotoGP環境での広範なマーケティングおよびコミュニケーション権が含まれている。

フリッツ・ホルヴェック(Würth スポーツスポンサーシップ責任者)

「最高のパフォーマンスは偶然ではありません。それは人、プロセス、そしてツールが一体となって機能することで初めて実現します。これはまさにレッドブルKTMファクトリーレーシングと我々が共有する哲学です。我々の目標は単にツールを提供することではなく、チームの成功要因の一つとなることです」

ピット・バイラー(KTMモータースポーツディレクター)

「Würthとの提携は我々にとってごく自然な選択です。Würthは品質、信頼性、そしてプロフェッショナリズムを体現しており、これらはレースの現場では絶対的に必要な価値です。我々のメカニックは日々大きな責任を担い、その作業はツールに依存しています。Würthは、最も細部に至るまで我々のパフォーマンスを支えてくれる強力なパートナーです」

Würthグループは、締結・組立技術製品の開発・製造・販売において世界をリードする企業体であり、電子機器、金融サービス、電材卸などの関連分野にも展開している。グループ全体では、世界80カ国以上に400社以上の企業と2,800以上の店舗を構え、86,000人超の従業員を抱えている。2025年度の売上高は207億ユーロ、営業利益は9億4,000万ユーロと発表されている。

今回のパートナーシップにより、KTMのMotoGPプロジェクトにおける技術的支援体制はさらに強固なものとなり、激化する2026年シーズンの戦いに向けて確実な備えが整えられた。