
ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)が、2026年WorldSBKハンガリーラウンドのTissotスーパーポールレースで勝利を挙げ、連勝記録を15へ伸ばした。終盤はチームメイトのイケル・レクオナが猛追したものの、ニコロ・ブレガが0.894秒差で逃げ切った。
レースはスタート直後から波乱となった。ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)がターン1進入で大きく挙動を乱し、その影響で後方が混乱。ポールシッターのニコロ・ブレガもオープニングラップで7番手まで後退した。
しかし、ターン6でミゲール・オリベイラ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)、アンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)、サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)が絡むクラッシュが発生し、レースは赤旗中断となった。
オリベイラはメディカルセンターへ搬送され、脳震とうと左肩負傷により決勝レース欠場が決定。さらに精密検査のため病院へ搬送された。事故原因について審議したFIM WorldSBKスチュワードは、ロカテッリにダブルロングラップペナルティを科している。
再スタートは当初グリッドを使用した8周レースとして実施された。今度はニコロ・ブレガが好スタートを決めてホールショットを奪取。イケル・レクオナもオープニングラップで2番手へ浮上した。
ニコロ・ブレガはレースをコントロールしながら徐々にギャップを拡大。終盤にはイケル・レクオナが差を詰めたものの逃げ切りに成功し、15連勝を達成した。これで2026年シーズン開幕から11連勝となり、2019年にアルヴァロ・バウティスタが記録したシーズン開幕連勝記録に並んだ。イケル・レクオナは8戦連続表彰台を獲得。すべて2位という結果となっている。
ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven)はフロントロウスタートを活かして3位表彰台を獲得。WorldSBK通算2回目の表彰台となった。この結果により、レース2のフロントロウはニコロ・ブレガ、イケル・レクオナ、ロレンツォ・バルダッサーリの3名となる。
アルヴァロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team)は4位まで順位を上げ、チームメイトのヤリ・モンテッラが5位。独立系ドゥカティ勢2台がレース2で2列目を並んでスタートする。アルベルト・スッラ(Motocorsa Racing)は6位に入り、自身最高位を更新。レースを通してモンテッラとアルヴァロ・バウティスタに迫る走りを見せた。
アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)は7位でフィニッシュし、レース2を3列目からスタートする。ギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team)は序盤に順位を上げ、8位でフィニッシュした。タラン・マッケンジー(MGM Optical Express Racing)はロカテッリのペナルティもあり9位を獲得。一方、ロカテッリは13位まで後退した。
スーパーポールレース結果 トップ9
1位 ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)
2位 イケル・レクオナ(Aruba.it Racing – Ducati) +0.894秒
3位 ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven) +5.103秒
4位 アルヴァロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team) +7.955秒
5位 ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team) +8.674秒
6位 アルベルト・スッラ(Motocorsa Racing) +9.323秒
7位 アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team) +10.263秒
8位 ギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team) +11.248秒
9位 タラン・マッケンジー(MGM Optical Express Racing) +13.631秒

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







