
ホンダは、来週末にもてぎで開催される日本グランプリにソムキャット・チャントラを起用する。体調不良が続くジョアン・ミルの代役として、チャントラがMotoGPに復帰する。
ミルはミサノ戦で極度の疲労により途中リタイアを余儀なくされて以降、医療検査を継続中で、先週末のオーストリア戦も欠場した。「回復と経過観察」が続いているため、2020年MotoGP世界チャンピオンは日本GPおよび続くインドネシアGPも欠場する。
オーストリアではHRCテストライダーの中上貴晶がミルの代役を務めたが、日本GPにはすでに5台目のRCVでワイルドカード参戦が決まっているため、同じ役割を担うことができない。もう一人のHRCテストライダーであるアレイシ・エスパルガロは背中のけがからまだ回復中であり、ホンダはチャントラに白羽の矢を立てた。
チャントラは2025年シーズンをLCRホンダで戦った後、今季はHRCのWSBKプロジェクトに移籍している。チャントラは2023年の日本GP Moto2クラスで優勝しており、MotoGP最高峰クラスではLCRで昨季15位を記録している。今季のWSBK初年度はシーズン前のけがから回復しながら7度のポイント獲得を果たし、最高位は13位となっている。なお、ホンダ製850ccマシンのテスト走行を主に担ってきた中上は、今季初レースとなったオーストリアで13位を記録し、フル参戦中のルカ・マリーニとディオゴ・モレイラを上回る走りを見せた。ミルの状態に関する次回の発表は、インドネシアGP後になるとホンダは述べている。

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