9ヶ月ぶりの走行でも初日を6番手で終え、やはり他の選手とは別格の速さがあることを存分に証明したマルク・マルケス。とは言え、腕の状況は100%とは言えないため、筋力の面で苦戦をしていると語る。土曜日に腕がどういった状況であるかはわからないが、日曜のレースで苦戦はするのは間違いないだろう。[adchord]
思っていたより良い走行が出来た
6位 マルク・マルケス 1’40.339 333.3km/h
「FP1の前は本当にナーバスになっていましたが、今日の走行は良い内容だったと思います。ライディングを本当に楽しむことが出来ました。しかし、これだけパワフルなバイクですから、走行開始から最初のうちは本当に怖かったですし、ブレーキングもビクビクでした。」
「午後になってクリップが改善すると、腕の筋力の面で苦戦をしていたのは事実です。ですから、決勝レースではこれがカギになると思います。明日の朝目覚めて、腕の状況がどうなっているかですが、良くなっている事はないと思います。重要なのは初日の今日走行をしたと言うことで、明日はまた2日目の走行があります。楽しんでいきたいですね。」
「9ヶ月ぶりにバイクに乗りましたがストレートは難しくないんです。難しいのはブレーキングポイントの理解やカーボンブレーキの特性の理解でした。それ以外にもコーナリングでバイクを曲げたいときに十分にコントロールができておらず、バイクの反応が遅れてしまうことがありました。これは自分の腕の状況によるものですが、全体的に思っていたよりも良い走行ができたと思います。」
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「スターティングデバイスについては前後に付いているものに加えて電子制御の変更もあります。やることがあまりにも多いので正直なところあまり好きではありません。ただ、他の選手が皆使っているわけですから使わないわけにはいきません。FP1のスタート練習は過去最悪のスタートでしたが、FP2では少し改善することができています。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)