フランスのル・マンで始まった第45回ル・マン24時間耐久ロードレース、「ヨシムラSERT Motul」は予選第一セッションで3番手タイムを記録した。昨年チャンピオンである「ヨシムラSERT Motul」は土曜日にスタートする決勝レースの優勝候補筆頭だ。チームはグレッグ・ブラック、シルヴァン・ギュントーリ、グザヴィエ・シメオンの布陣で挑むが、ブラックは2週間前のテストで大クラッシュとしているが、セッションでは2番手タイムを記録。回復具合を証明している。[adchord]
ダミアン・ソルニエ チームマネージャー
「ライダーもエンジニアも3位に満足しています。ライバルとの差は僅かコンマ3秒しかありません。しかしさらに改善を進めるためにすべきことはわかっています。明日に向けて試すべきパーツがいくつかありますが、落ち着いて集中しています。ライダー達はバイクに良いフィーリングを感じていて、コンスタントなラップを刻んでいます。転倒もありませんしメカニカルトラブルも起きていません。新しいブリヂストンタイヤも試していますが、全て順調です。」
加藤陽平 チームディレクター
「長い冬でしたが、レベルの高いライバルたちと一緒にル・マン24時間耐久をスタートできることを嬉しく思います。今朝のフリー走行では、新しいタイヤオプションを試し続けました。最初の予選はライダーが慣れていないタイヤで行われましたから、この暫定3位という結果には非常に満足しています。」
(Photo courtesy of suzuki-racing)