バルセロナテストでブレガがトップタイム、バウティスタはタイムアタック中にクラッシュ
週末に開催されるピレリ・カタルーニャ・ラウンドに向けて、ニコロ・ブレガとアルバロ・バウティスタはテストに参加。ルーキーのブレガは両日でトップタイムを記録し好調をアピール、アルヴァロ・バウティスタは転倒、やや苦戦を感じている様子だ。
ニコロ・ブレガはドゥカティ・パニガーレV4Rでレースペースとタイムアタックの両方で非常に競争力のあるラップタイムを記録、異なるタイヤソリューションをテストした。アルバロ・バウティスタにとっては、テスト初日に103周を完了し、チームメイト同様に第2ラウンドに向けてタイヤ選択に焦点を当てた。
2日目は夜に降った小雨でサーキットが滑りやすくなったものの、路面がドライになった後、ライダー達は午前中にバイクを操縦することが出来た。ニコロ・ブレガは、新しいサーキットレコードを設定し、2日目もタイムシートのトップに立った。アルバロ・バウティスタにとっては、1日目と比べて若干の困難があり、セッションの終わりにタイムアタック中に起きた転倒によってタイム改善は果たせなかった。
ニコロ・ブレガ
「正しい道を進んでいます。チームと一緒に、非常に効果的な仕事をしました。タイヤ選択とセットアップに力を入れて作業し、次の週末に向けて得られた情報は有益だと思います。バイクとのフィーリングは非常に良く、これはレースペースとタイムアタックのタイムによっても確認されています。前進するために修正すべき詳細がまだあることは明らかですが、これらのテストの結果は疑いなく肯定的ですね。」
アルバロ・バウティスタ
「身体的な状態が最高レベルに戻りつつあるので、本当に嬉しいです。しかし、同時に、今日は期待していたようにはいかず、感覚を進歩させることができませんでした。最大限にプッシュすることを可能にするための適切なグリップを見つけるのに少し苦労しました。次の数日間でデータを研究し、何が起こったのかを理解し、来週の金曜日にはバルセロナに解決策を持って戻ってくることを確信しています。」
(Photo courtesy of Ducati)