ポルティマオ追加テストを実施 ロウズ3番手、バッサーニ7番手で開発作業を進行 スーパーバイク世界選手権

bimota by Kawasaki Racing Team(BbKRT)は3月13日、ポルトガルのアウトドローモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベ(ポルティマオ)で1日限定の追加テストを実施した。アレックス・ロウズとアクセル・バッサーニの両ライダーが参加し、マシン開発とセットアップ作業を中心にプログラムを消化した。

今週初めに予定されていたポルティマオテストは、2日目が悪天候となり十分なドライ走行ができなかったため、チームは追加テストを実施。他の2026年WorldSBK参戦チームとともに、全長4.592kmのサーキットで走行を行った。

今回のテストではタイムアタックよりもセットアップの確認と新しいパーツの評価を優先。それでもロウズは総合3番手タイム、バッサーニは7番手タイムを記録した。

当日は終日ドライで晴天となり、マシンセッティングや今後の開発に向けた重要な判断材料を得ることができた。テストは15時に終了した。

前回テスト初日にトップタイムを記録していたロウズは、新しいセットアップの検証と次戦に向けた準備を継続。一方、オーストラリアで行われた開幕戦後のランキングで2位につけるバッサーニは、新たにコンビを組むクルーチーフのウリ・パジャレスとともに、今後のレースに向けた開発項目の確認を進めた。

WorldSBK第2戦は3月27日から29日にかけてポルティマオで開催される。

アレックス・ロウズ

「テストはうまくいきました。晴れたコンディションの中で作業を終えることができて満足しています。最近試したいと思っていたかなり大きな変更も試しました。半日強の走行で短時間のうちに約80周を走ったので、かなりハードでした。最後はロングランで締めくくり、レースウイークに向けて改善すべきポイントについて多くの情報を得ることができました。バイクに対する自信も良く、走っていて楽しかったですし、多くの周回を重ねられたことも良かったです。今週ポルトガルに残って作業を続けてくれたチームのみんなには本当に感謝しています。冬の間は天候に恵まれないことが多く、皆が努力して再びテストを実現してくれました。ポルティマオのレースウイークに向けて、良い位置につけられると思います」

アクセル・バッサーニ

「ポルティマオでとても良いドライコンディションの中、晴天の一日で走行できました。多くのパーツをテストし、今回はレース用セットアップの作業はあまり行っていません。新しいことをいろいろ試し、理解できた部分もあれば、今後取り組むべき課題も見えてきました。ラップタイムという点では少しスピードが足りませんでしたが、チームと行った作業には満足しています。レースウイークではまた作業を進めますし、すぐにポルティマオに戻ってきます」

ペレ・リバ(アレックス・ロウズ クルーチーフ)

「今週初めにここポルティマオでテストを開始しましたが、月曜日の数時間の走行のあと午後から雨になり、翌日も雨でした。今日は改めてテストを行い、計画通りの作業を進めました。フィリップアイランドの開幕戦後、アレックスが満足していなかった部分がいくつかあることが分かりました。フィリップアイランドは特殊なレイアウトで、バイクバランスも他のサーキットとは異なりますが、ここではアレックスは良いフィーリングを得ています。レースウイークに向けたベースを理解するため、多くの情報を収集しました。セットアップや新しいパーツ、ロングランも実施し、データは十分に集まりました。ポルティマオのレースウイークが楽しみです」

ウリ・パジャレス(アクセル・バッサーニ クルーチーフ)

「今日は非常に生産的な一日でした。考えていた多くのパーツやアイデアをテストできました。ポルティマオのレース準備というよりは、少し先の将来を見据えた作業に重点を置きました。ミサノまでテストを挟まずに4連戦が続くため、今のうちに多くの検証を進めておく必要がありました。将来に向けた作業を多く行い、さまざまなアイデアを理解することができました。これらをすべて組み合わせれば、ポルティマオのレースやその後のラウンドに向けて十分な準備が整うはずです」