
プリマ・プラマック・ヤマハMotoGPは、ムジェロでのイタリアGPから1週間も経たないうちに、ハンガリーのバラトン・パーク・サーキットで開催されるバラトンGPへと乗り込む。全長4.1km・17コーナーを擁するこのコースは、平均速度が比較的低く、俊敏性・制動安定性・コーナリング性能が鍵を握るテクニカルレイアウトが特徴だ。ムジェロの超ロングストレートとは対照的なその性格は、ヤマハYZR-M1の強みが発揮されやすいとチームは見ている。バラトン・パークは2025年にMotoGPカレンダーへ加わった比較的新しい会場であり、今回が選手権として2年目の開催となる。トプラック・ラズガットリオグルにとっては、昨シーズンのWSBK戦でポールポジション獲得と3レース全勝という圧倒的な成績を収めた思い出深いコースへの凱旋でもある。
ジーノ・ボルソイ
「バラトンは、自分たちのパッケージの強みを最大限に発揮できる可能性があるサーキットだと思います。シャシー性能やエレクトロニクスといった分野で積み重ねてきた進歩が、実際のコース上での競争力向上につながっているかどうかを確認する絶好の機会になるため、今週末は非常に重要です。」
「ここはまだ全員にとって比較的新しいサーキットです。利用できるデータが限られており、MotoGPがここで開催するのも今年でまだ2年目ですから、各メーカーの知識レベルはかなり近いものがあります。それが競争をより拮抗させることに繋がるかもしれません。」
「そういった意味で、ヤマハにとって特に興味深い週末になり得ます。このコースの特性によって、自分たちが進んでいる方向性と、直近のレースで投入した改善策の価値をより深く理解できるはずです。」
「週末にどのようなコンディションが待っているかはまだわかりませんが、天候が味方してくれれば、このサーキットは最近の進歩を評価するうえで非常に良いベンチマークになるでしょう。」
トプラック・ラズガットリオグル
「自分はこのコースがとても好きです。かなりコンパクトなレイアウトで、すべてのMotoGPライダーが好むわけではないかもしれませんが、自分は気に入っています。昨年ここで非常に強い週末を過ごせたので、戻ってこられて嬉しいです。」
「MotoGPバイクだとストップ・アンド・ゴー的な性格が強いコースなので違うチャレンジになりますが、バイクがどう動くか、どれだけ競争力を発揮できるか、興味深く見ていきたいと思います。」
「最もポジティブなのは、最近しっかりと進歩を遂げ、バイク上での感覚を改善するいくつかの解決策を見つけられたことです。ムジェロの終盤に達したレベルから週末をスタートし、セッションごとに改善を続けていけることを願っています。」
「それが目標です。どうなるかはわかりませんが、昨年と同じくらいこのサーキットを楽しめることを期待しています。」
ジャック・ミラー
「バラトンに戻るのが楽しみです。タイトでテクニカルなサーキットで、ロングストレートが自分たちの改善途上の部分を露わにした直近の2グランプリとはまったく対照的です。」
「このコースの性質は、自分たちのバイクにずっと合っているはずです。切り返しが多く、俊敏性とハンドリングが本当に差を生むセクションがあるレイアウトです。」
「YZR-M1は今シーズン、特に切り返しの場面でずっと俊敏になっており、バラトンにはそういった特性が多くあります。パッケージの最も強い部分をうまく活かして、直近のレースで見せてきた進歩を継続できれば良いと思います。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







