リスク回避で着実なレース運び
フランチェスコ・バニャイアは、今日のレースでリスクを最小限に抑えながらも、最大限のポイントを獲得することを重視したと振り返った。ホルヘ・マルティンとの差を6ポイント広げたが、天候や路面状況が厳しい中での戦いだった。ペドロ・アコスタとの接戦もあったが、しっかりとレースをマネジメントし、冷静に優勝を勝ち取った。
フランチェスコ・バニャイア
「今日はあまりリスクを取りすぎずに可能な限り多くのポイントを獲得することが重要でした。ホルヘに対して6ポイントを獲得出来ましたけど簡単ではありませんでした。ウェットパッチもあり、最後は若干の雨もありました。状況も理解してしっかりとマネジメント出来ました。レースではパワーが少ないマップでのレースでしたけど、良いレースになりました。」
「アコスタに抜かれた後はフロントタイヤを少し風に当てて休ませてからプッシュしようと思っていました。彼の後ろではブレーキングが厳しかったですからね。そう思っていた矢先に彼は転倒しましたが、彼はかなりプッシュしていましたしワイドでしたからね。ただ彼の走りは素晴らしかったと思います。」
「ラストラップでエネアとの差は1.3秒ありましたから、少しスローダウンしても大丈夫だろうと思っていました。プラン通りでしたね。明日は8周しか金曜に走行していないミディアムリアを使用しますから、他のライダーのパフォーマンスは予想が尽きません。マーべリック・ビニャーレスはミディアムで良いタイムでしたが、わかりませんね。」
(Photo courtesy of Ducati)