
マルティンが最終ラップ逆転でスプリント制覇
ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が、テキサスで行われたスプリントレースで劇的な逆転勝利を飾った。終盤まで首位を走っていたフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)を最終ラップで攻略し、0.7秒差をつけてフィニッシュ。2024年以来、そしてアプリリア移籍後初となるスプリント優勝を挙げた。なお、マルティンはチェッカー後にウイリーをして着地時に転倒したが、ライダーに問題はなかった。
スプリントレース 優勝ホルヘ・マルティン
「本当に嬉しいです。ここで勝利できたのは初なので嬉しいです。2年間ここでレースができなかったので恋しかったです。ミディアムリアはリスクある選択でしたが、正しい選択になると思っていました。最終ラップまで待っての勝利でした。スプリントも含めてこういった形での優勝は初めてでしたので嬉しいです。支えてくれたアプリリアに感謝しています。」
スプリントレース 2位フランチェスコ・バニャイア
「ホルヘにやられましたね。1周目の後はかなりプッシュしていきました。終盤はソフトリアに苦戦してしまいました。ハードワークの対価としての結果だと思います。チームに感謝しています。明日さらに前進したいです。」
スプリントレース 3位ペドロ・アコスタ
「予選はアプリリアとDucatiがいて厳しいと思っていました。予選からレースにかけても良い仕事ができたと思いますので、結果に関しては満足すべきでしょう。」
アメリカGPスプリントレース終了後のランキング

バニャイア2位、アコスタは審議対象に
バニャイアは序盤から主導権を握り2位。3位にはペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリーレーシング)が入り表彰台を獲得したが、タイヤ内圧違反の可能性で審議対象となった。
序盤から多重クラッシュの波乱
レースは序盤から波乱の展開となった。スタート後、マルク・マルケスがファビオ・ディ・ジャンアントニオとの接触の中で転倒し、両者ともリタイア。さらに残り3周ではマルコ・ベッツェッキも単独で転倒し、優勝争いから脱落した。スタートではバニャイアがターン1で主導権を握り、アコスタ、ディ・ジャンアントニオ、マルケスが続いた。一方、ランキング首位のベッツェッキは序盤に7番手まで後退した。
中盤の2番手争いとアプリリア勢の浮上
中盤にかけてバニャイアがリードを拡大する一方、2番手争いは激化。アコスタ、ジョアン・ミル、マルティン、ベッツェッキが接近戦を展開した。やがてマルティンとベッツェッキのアプリリア勢がアコスタを攻略し、上位進出を果たす。
ベッツェッキ転倒
残り4周、ベッツェッキがマルティンを交わして2番手に浮上。しかし次の周回、同じターン11でブレーキングを乱し転倒。これでマルティンが2番手に繰り上がり、トップのバニャイアとの差は1秒強となった。
最終ラップの決定的オーバーテイク
最終ラップ、マルティンが一気にギャップを詰め、ターン12で決定的なオーバーテイクを敢行。バニャイアを抑え込み、そのままトップチェッカーを受けた。この勝利により、マルティンはランキング首位に浮上した。
4位以下の結果と小椋のポイント獲得
4位にはエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)、5位にアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)。ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)が6位に入った。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は7位でフィニッシュし、ラウル・フェルナンデスの前でポイントを獲得。ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が9位で続いた。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







