ヤマハ チームにとってのホームGPとなるムジェロへ

モンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、2026年MotoGP世界選手権第7戦イタリアGPに向けて、イタリア・トスカーナ州のアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロに乗り込んだ。イタリアGPはヤマハ・モーター・レーシングにとってホームグランプリに位置付けられており、チームスタッフ、ライダーともに毎年楽しみにしている一戦だ。

ファビオ・クアルタラロは、2021年のイタリアGP優勝、2022年の2位表彰台と、ムジェロでヤマハとともに素晴らしい結果を残してきた。1週間余り前に実施されたバルセロナテストでは短時間ながら有意義な作業をこなし、フランスGP以降続く得点獲得の流れを維持しながら、ランキング13位からの浮上を目指している。

アレックス・リンスも短縮されたバルセロナテストを終え、今週末のムジェロでの戦いを心待ちにしている。スペイン人ライダーは下位クラス時代にイタリアGPで好成績を収めており、Moto3では2013年に2位、2014年に3位を獲得した。過去2戦同様に堅実なポイント獲得を目標とし、現在ランキング19位からの順位向上を狙う。

ムジェロはアップダウンに富んだレイアウトと高速・低速コーナーが組み合わされたことで、カレンダー屈指の美しいサーキットとして知られている。全長5.25kmのトスカーナのコースは1976年に初めてMotoGPを開催し、1991年からは恒久的に選手権カレンダーに組み込まれている。イタリアGPは独特の熱気に包まれることで有名であり、世界中のバイクファンにとって必見のイベントとされている。

マッシモ・メレガリ

「ムジェロは常に選手権カレンダーのハイライトのひとつであり、ここでレースができることを嬉しく思います。私たちの本拠地から比較的近いため、このレースをホームレースと考えることができます。ムジェロは高速で流れるような特性を持つコースとして知られており、私たちに合っているはずですが、一方で長いメインストレートはシーズンでも屈指の高速区間であり、課題になる可能性があります。しかし、ル・マン以降は上向きの流れにあり、励みになる改善も確認できています。今週末の目標は、その進歩をさらに積み重ねることです。簡単ではないことは分かっていますが、直近2戦と同様にQ2へ直接進出することが非常に重要になります。まず金曜日の目標はそこにあり、その後の展開につなげていきます。」

ファビオ・クアルタラロ

「ムジェロはいつも特別なラウンドです。本当に美しく、多彩な特性を持つコースですし、過去には素晴らしい思い出もあります。ル・マンで前進を果たし、バルセロナでも良い仕事ができました。そして結果も少しずつ良くなっています。ただ、ムジェロの最長ストレートと、それに伴うスリップストリームが今週は難しい要素になることも分かっています。どこまでできるか見てみましょう。いつも通り、可能な限り最高の結果を得るために全力を尽くします。」

アレックス・リンス

「私はいつもムジェロに来るのを楽しみにしています。流れの良い本当に素晴らしいコースですし、ここでは良い結果も残してきました。短縮されたバルセロナテストの後、さらに試してみたいアイデアがいくつかあります。今週末はこれまでのラウンドで積み重ねてきた作業を継続し、さらなる進歩を目指すことが重要になります。紙の上ではムジェロが私たちにとって最も得意なコースではないことは分かっていますが、どこまで戦えるか見てみたいと思います。」