
フランチェスコ・バニャイアが今季初のポールポジション
フランスGP予選で火花散る激戦が展開され、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季初ポールポジションを獲得した。Q1突破から勢いに乗ったチームメイトのマルク・マルケスを、最後のアタックで逆転した。ランキング首位のマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)が3番手に入り、強力なフロントローを形成した。
Q1はマルク・マルケスが圧巻のタイムを記録
Q1では有力勢が序盤から全開アタックを展開。地元ファンの期待を背負った昨年のポールシッター、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が一時は暫定ポール級のラップを連発した。しかし、現王者マルク・マルケスがセッション終盤に圧巻のアタックを披露。ラップレコードを更新する驚異的なタイムを叩き出し、トップでQ2進出を決めた。クアルタラロも2番手で突破した。
Q2序盤はベッツェッキが主導権
Q2には地元勢2人に加え、現王者、ランキング上位勢が揃い、激戦は避けられない状況だった。最初のアタックではランキング首位のベッツェッキが暫定ポールを獲得。ファビオ・ディ・ジャンアントニオが2番手、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が3番手につけた。マルク・マルケスは最初のアタックで6番手。クアルタラロは7番手、ヨハン・ザルコは11番手と苦しい位置だった。
ラストアタックで決まった逆転劇
しかし後半のタイムアタックで流れが一変する。マルク・マルケスが圧倒的なペースで暫定ポールを奪取。一方、弟アレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)はターン3でクラッシュを喫し、セッションに大きな影響を受けた。誰もが決着したと思ったラストアタックで、バニャイアが劇的な一撃を決め、チームメイトからポールを奪い返した。ディ・ジャンアントニオも最後まで食い下がったが、最終セクターをまとめ切れず、2列目スタートとなった。
バニャイアにとっては昨年セパン以来のポールポジションであり、スプリントと決勝に向け絶好の位置を確保した。マルク・マルケスが2番手に入り、ドゥカティ・レノボ・チームが1-2を独占するのは昨年ブルノ以来。ベッツェッキが3番手でフロントロー最後の座を獲得した。
ディ・ジャンアントニオは4番手。ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)はターン2のグラベル走行を乗り越えて5番手に入った。昨年ポールのクアルタラロは6番手で、今季2度目のトップ6予選となった。
ホンダ勢最上位は7番手のジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)。2024年王者でフランスGPウイナーのマルティンが8番手に続いた。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は9番手。以下、アレックス・マルケス、ザルコ、アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が続いた。
予選1位フランチェスコ・バニャイア
「昨年のことを考えると現時点での調子について、すべてが噛み合い始めたとは言い難いです。落ち着いて今までのように作業を続けていきたいです。テストでは明らかにプラスになる内容がありました。この後も午後と同様のレベルを維持していきたいと思います。」
予選2位マルク・マルケス
「まだいろいろなことが理解できていません。ライディングの方法をもっと理解する必要があって、コンスタントに走行ができません。アドレナリンが余計にでている時は速く走れます。バイクを速く走らせる方法自体は理解していますからね。コンスタントには走行できていないので、Q1で素晴らしいタイムを出すことができましたが、Q2で繰り返すことはできませんでした。少しづつバイクにことを理解して、これからの週末でさらに仕上げていきたいですね。」
予選3位マルコ・ベッツェッキ
「タフな週末のスタートでした。このトラックは非常にタフでライダー間のギャップは小さいですからね。今日はバイクの改善をすぐに感じることができてタイムアタックは最高に楽しかったですね。レースもタフであることが予想されますからまだ改善が必要です。まずはスプリントに向けて集中していきます。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。