
ペドロ・アコスタが、KTMを離れドゥカティへ移籍する理由を率直に語った。2020年末にレッドブル・ルーキーズカップを制してKTMファミリーに加わったアコスタは、Moto3・Moto2のタイトルを連続で獲得し、2024年にMotoGPへ昇格。昨シーズンはファクトリーKTMチームで年間4位という好成績を残したが、2027年から始まる850cc新時代に向けてドゥカティとの契約を締結し、マルク・マルケスのチームメイトとなることが決まっている。
KTMとの関係は良好なままだと認めつつも、チャンピオン争いができるマシンをこれ以上待ち続ける余裕はないと判断した。KTM モータースポーツ代表のピット・バイラーは、アコスタの離脱が当初は大きな痛手だったと率直に明かしている。
ペドロ・アコスタ
「こういうことは突然やってくるものです。ファクトリー契約にサインしたときから、自分が求めているのはチャンピオンシップを獲れるバイクだけだと言い続けてきました。そのバイクがまだ来ていないのは明らかです。」
「正直に言うと、もう時間を無駄にできません。KTMで多くの経験を積みましたが、ドゥカティこそ自分のキャリアに必要な挑戦だと感じていました。KTMはアレックス(マルケス)というワールドチャンピオンと、今のドゥカティでナンバー2のポジションにいる選手(ディ・ジャンナントニオ)を獲得しました。来年に向けていいカードを持っていると思います。」
ピット・バイラー
「ペドロが自分たちを離れたいと言ったときは、受け入れるのが辛かったです。ルーキーズカップから始まり、Moto3世界チャンピオン、Moto2世界チャンピオン、骨折からの復帰、本当にたくさんのことを一緒に乗り越えてきましたから。そして、彼を中心にプロジェクトを組み立てていたところでした。」
「でも、いつだってそうですが、人生は続いていきます。正直、かなり苦しい時期がありました。後任を全く想定していなかったし、ある意味で全てのカードを彼に賭けていたのです。」
「ただ、一つの扉が閉まれば別の扉が開くものです。アレックス(マルケス)とファビオ(ディ・ジャンナントニオ)の二人が今年さらに大きく成長しているのを見て、彼らと話し合い、契約を結べたことは本当に清々しい気持ちでした。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







