「失うものは何もない」アコスタ、KTM最後の勝利へリスクを取る

ペドロ・アコスタが、KTM在籍中にMotoGP初優勝を掴むべく「より多くのリスクを取っている」と明かした。アコスタは来季、マルク・マルケスとともにファクトリーのドゥカティチームへ移籍することが報じられており、現在はチャンピオンシップ争いからも遠ざかっている。前戦アラゴンでは将来のチームメイトであるマルケスに次ぐ2位を記録。ブリーラムで開幕スプリントの勝利を挙げたアコスタは、最高峰クラスのグランプリで2位フィニッシュを8度経験していることになる。今週末のミサノを迎えた時点でランキング6位、トップのホルヘ・マルティンから67ポイント差、3位のマルコ・ベッツェッキからは43ポイント差の位置につけている。

ペドロ・アコスタ

「取り組み方が変わったわけではありません。ただ、より多くのリスクを取るようにしています。今は失うものが何もないですから。」

「チャンピオンシップリーダーからは大きく離れていますが、3位とはそこまで差がないので、まだ目標はあります。やり方を変えたわけではなく、ただリスクを多く取り、バイクをより大きく変えながら、必要なことは何でもやっています。」

「リスクの取り方には満足しています。今は何かが思い通りにいかないとき、それを感じ取れるようになってきました。一歩引いて状況を見直すことができています。」

「2027年のことを考える長いオフシーズンが待っています。でも今年の最終日まで自分はKTMのライダーです。だからこそ、できる限りの最高の結果を持ち帰ろうとしています。」

「もし優勝できなかったとしても、それは努力しなかったからではありません。他のKTM勢と比べて大きな差をつけていますし、常にトップ5にいて、これまで以上にKTMを前に進めて結果を出してきました。」

「ただ、アプリリアとドゥカティが他の全員より一歩も二歩も前にいることは認めなければなりません。それにホンダも今は本当に速い。自分たちはホンダやヤマハと同じ位置にいます。そこははっきりさせておかないといけません。」

「いくつかのサーキットでは優勝のチャンスがあると思っています。でも、この3年間で自分がすべてを出し切っていなかったと誰にも思わせなければ、それで満足して去ることができます。」

「通常、日本では自分たちはかなり速いです。アジア全体で見ても、フィリップアイランドを除けばどのサーキットでも競争力があります。あそこは苦労しましたが。」

「今は信頼性がずっと安定していて、トラブルも抱えていないので満足しています。まず第一歩はクリアできました。次はパフォーマンスを引き出していく番です。」