YARTヤマハがスロベキアリンク8時間耐久レースにおいて優勝。しかしF.C.C. TSR Honda Franceがランキングトップの座を守っています。

2つのファクトリーヤマハチームのバトルは、スロベキアリンクの夜遅くまで続いたが、最終的にYARTヤマハがGMT94ヤマハに31秒の差をつけて優勝。YARTヤマハはレース開始後1時間30分ほどでリードを奪い、エレクトロニクスの問題にも関わらずトップを維持。GMT94ヤマハを寄せ付けなかった。なお、YARTヤマハにとっては、これが今シーズン初ポイントとなる。

F.C.C. TSR Honda Franceは素晴らしい走りで3位を獲得。フレディー・フォーレイに関しては2:04.185を記録しラップレコードを更新した。なお、この3位獲得によって、F.C.C. TSR Honda Franceはチャンピオンシップランキング暫定1位を維持。1ポイント差でGMT94ヤマハが迫っている。その他のホンダCBR1000RR勢であるホンダ・エンデュランス・レーシングは、長いバトルの末にBMWのNRT48を従えてゴールしている。

スズキ・エンデュランス・レーシング・チームは7位。これは予選でタイヤマーキングが不十分であったために、ストップ&ゴーペナルティーを課せられた影響。Bolliger Team Switzerlandが8位、チームSRCカワサキが9位。チームSRCカワサキは優勝候補と考えられていましたが、ランディ・ドプニエの転倒、5時間時点での燃料切れなどでこの順位となっている。

(Source: EWC)

(Photo courtesy of EWC)