2017年のル・マン24時間耐久レースを制したのはGMT94ヤマハでした。2位のYARTヤマハオフィシャルEWCチームと共に3位以下を大きく引き離すレースを展開し、ヤマハの強さが際立ったレースとなりました。3位は途中順位を大きく落としながらも再び上位に上がったチームSRCカワサキが獲得、4位はスズキ・エンデュランス・レーシング・チームとなり、ポイントスタンディングのリードを守っています。

74,500人の観客がル・マン24時間耐久レースを観戦し、ゼッケンナンバー94のGMT94ヤマハ(デビッド・チェカ、ニッコロ・カネパ、マイク・ディ・メッリオ)が優勝した。24時間のレースは激しいバトル、そして数々のドラマが起きたレースとなった。ヤマハはこれで4度目のル・マン24時間耐久の優勝となり、世界耐久選手権2戦を終えて、スズキ・エンデュランス・レーシング・チームがポイントスタンディングではリードしている。

コンサート、エンターテイメント、好天などが組み合わさり、2017年のル・マン24時間耐久レース(24 Heures Motos)は素晴らしい盛り上がりを見せた。第40回大会となったル・マンには74500人の観客が詰めかけ、これは過去5年で最も多い観客動員数となった。

レースではゼッケンナンバー94と7の2台のヤマハが1位の座をかけて長いバトルを展開。最終的にゼッケンナンバー94のGMT94ヤマハ(デビッド・チェカ、ニッコロ・カネパ、マイク・ディ・メッリオ)が第40回大会で優勝を飾った。これはヤマハにとって4度目の優勝となり、3人は24時間で860周を走り、ディスタンスレコードを更新した。これは2012年に記録されたディスタンスレコードを16周上回るものだった。

今回の優勝はチェカにとって2度目のル・マン優勝となる。(2005年にGMT94ヤマハで優勝)ニッコロ・カネパ、マイク・ディ・メッリオにとっては今回が初のル・マン24時間優勝となった。2位はゼッケンナンバー7のYARTヤマハオフィシャルEWCチーム、3位はゼッケンナンバー11のチームSRCカワサキとなり、4位のスズキ・エンデュランス・レーシング・チームとの差は僅かに45秒だった。

スーパーストックカテゴリーではゼッケンナンバー4のカワサキTati Team Beaujolais Racingがトップとなり、2位にはゼッケンナンバー96のヤマハMoto Ain CRT、3位はゼッケンナンバー333のヤマハViltaïs Experienceがが獲得した。Supertwinの3台のエントリーの中ではゼッケンナンバー81のNo Limits Special Team Ducatiが唯一レースを完走し37位となった。

世界耐久選手権第3戦のオッシャースレーベン8時間耐久は、ドイツで5月19日、20日にかけて開催される。

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