2019年のMotoGPクラス タイヤアロケーションを解説

ミシュランがリリースしたMotoGP2019シーズンガイドから、今年のMotoGPクラスのタイヤ、そしてタイヤに関するレギュレーションを整理しましょう。

ミシュランパワースリック

ドライ路面で使用出来るミシュランパワースリックに関してはコンパウンドは3つで、フロント、リア共にソフト、ミディアム、ハードとなります。フロントのサイズは12/60-17、リアは20/69-17となります。

タイヤサイドウォールのカラー識別によって、視覚的にどのタイヤを履いているかがわかるという仕組みは今年も採用されますが、ソフト=ホワイト、ミディアム=ブラック、ハード=イエローはそのまま引き継がれています。

 

ミシュランパワーレイン

今年もまたインターミディエイトタイヤは投入されずに、ウェット、ハーフウェット時にはレインタイヤを使用する形となります。コンパウンドは3つで、フロント、リア共にエクストラソフト、ソフト、ミディアムとなります。サイズはパワースリック同様にフロントのサイズは12/60-17、リアは20/69-17となります。

タイヤサイドウォールのカラー識別は、エクストラソフト=ライトブルー、ソフト=ブルー、ミディアム=ブラックとなります。

 

タイヤアロケーション

ライダーがレースウィークに使用出来るタイヤは合計22本。フロント10本、リア12本となり、3つのコンパウンドの組み合わせから、この本数のタイヤを選択することとなります。

 

フロントスリックタイヤ

使用出来るのは合計で10本。3つのコンパウンドの組み合わせは、それぞれ1種類のコンパウンドを最大で5本までしか選択出来ません。(※ソフト5本、ミディアム3本、ハード2本/ソフト5本、ミディアム5本など)

 

リアスリックタイヤ

使用出来るのは合計で12本。3つのコンパウンドの組み合わせは、コンパウンドAが最大6本、コンパウンドBが最大5本、コンパウンドCが最大4本で、合計12本となるように組み合わせます。

なお、Q1、Q2の両方を走行するライダーに関しては(※最大2人)、Q2の終了後に、任意のコンパウンドのフロントタイヤ1本と、コンパウンドAのリアタイヤ1本を受け取ることが出来ます。

Q1、Q2の両方がレースディレクションによってウェットレースであると宣言された場合、上記のエクストラタイヤはレインタイヤとなります。またQ1、Q2のコンディションが異なった場合、(ドライ、ウェット)エクストラタイヤは供給されません。

 

レインタイヤアロケーション

基本的にレインタイヤはレースウィーク中に13本を使用することが出来ます。

 

フロントレインタイヤ

2つのコンパウンドから、使用出来るのは合計6本となります。

 

リアレインタイヤ

2つのコンパウンドから、使用出来るのは合計7本となります。

 

エクストラレインタイヤのアロケーション

FP1〜FP4、Q1、Q2の5つのセッション中、4つがレインコンディションであると宣言された場合、フロント、リア共に1本のタイヤを追加で使用することが可能。この場合アロケーションはフロント7本、リア8本となります。

 

最低空気圧

フロントスリック/1.9 bar (27.55psi)
リアスリック/1.7 bar (24.65psi)
フロントレイン/2.0 bar (29psi)
リアレイン/1.7 bar (24.65psi)

 

レースウィークにミシュランが持ち込むタイヤの総数

1,400本

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)