今週末頭から噂レベルで先走ったメディアが報道していたように、KTMはミゲル・オリヴェイラとの契約を更新。これでミゲル・オリヴェイラは2020年もKTMから参戦することとなります。ミゲルは彼自身語っているように、ザルコ、シャーリンと異なり、比較対象とするMotoGPバイクが無いことも、思い切りの良い走りが出来ている理由の1つでしょう。

24歳のミゲル・オリヴェイラはMoto3、Moto2クラスで優勝経験があり、今年からMotoGPクラスに参戦しています。今年早くからMotoGPクラスに適合し、RC16でスピードを発揮している彼は、来年もまたレッドブルKTMテック3からMotoGPクラスに参戦します。

MotoGPクラス唯一のポルトガル人の彼は開幕から17位、11位、14位で完走。序盤の3戦で2度ポイントを獲得しています。彼はレッドブルKTMグランプリストラクチャーで育った初めてのライダーとして、今後も活躍が期待されています。

KTMモータースポーツディレクター ピット・バイラー

「ミゲルの契約のオプションを行使し、来年もまた彼と共に走れることが嬉しいですね。彼が序盤の数戦で見せているパフォーマンスは素晴らしく、これ以上契約を先延ばしする必要はないと感じました。KTMチームの中に、彼のような素晴らしいポテンシャルを持った選手を来年も確保出来ることはこの上ない喜びです。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of michelin)