モンスターエナジーとTeam SUZUKI ECSTAR（チーム・スズキ・エクスター）は2021年から複数年契約でスポンサード契約を取り交わしたことを明らかにした。モンスターエナジーは、現在Team SUZUKI ECSTAR（チーム・スズキ・エクスター）のライダーであるジョアン・ミル、アレックス・リンス両名をスポンサードしており、来年はチーム自体もスポンサーすることになる。
モンスターエナジーはご存知アメリカ発のエナジードリンクメーカーで、実に様々なモータースポーツをスポンサーしている。モンスターエナジーがスポンサーを務めるのは、MotoGP、F1、NASCAR、スーパークロス、ラリーなどで、さらにはアーティスト、Eスポーツ、各種イベントなどもスポンサーを務める。
MotoGPに関しては過去にテック3ヤマハ、そして現在はモンスターエナジー・ヤマハMotoGPをサポートしている。Team SUZUKI ECSTAR（チーム・スズキ・エクスター）のチーム名やカラーリングがどうなるか不明だが、メインスポンサーとならない限り、ブルーメインのマシンであることは変わらないはずだ。
今回のリリースではメインスポンサーとなるといった内容はないため、レプソル・ホンダをサポートするレッドブルのように、カウルの一部にモンスターロゴが描かれる程度に留まるのではなかろうか。
モンスターエナジーCEO ロドニー・サックス
「モンスターエナジーとTeam SUZUKI ECSTAR（チーム・スズキ・エクスター）がパートナーシップを結ぶことを嬉しく思います。2021年よりモンスターエナジーは、MotoGPと世界中のモータースポーツへの継続的なコミットメントとサポートを強化していきます。過去2年間アレックスとジョアンをサポートし、彼らは素晴らしい成績を残してきました。そこからさらに発展してチームのオフィシャルパートナーとなるのは当然の流れでしょう。」
「2020年はチームとチームに関係する人々にとって特別な1年でした。Team SUZUKI ECSTAR（チーム・スズキ・エクスター）がこれからも多くのファンを魅了している素晴らしき旅を、MotoGPの舞台で続けることを期待しています。2021年シーズンが今から待ちきれません。」
プロジェクトリーダー 佐原 伸一
「モンスターエナジーのような素晴らしいスポンサーを迎えることが出来るのは大いなる喜びです。彼はモータースポーツのスポンサーとして多くの経験があり、常に素晴らしきチームとライダーをスポンサーしてきました。2020年の素晴らしい1年のあとに、2021年にこの彼らのサポートを受けることが出来るのは本当に嬉しいですね。」
「スズキにとって100周年の年にタイトルを獲得出来たことは本当に大きなことで、モンスターと2021年から素晴らしい関係を築くことが出来るでしょう。将来的にこのパートナーシップが最高の結果をもたらしてくれると確信しています。モンスターのエナジーを感じることが出来るのは本当に嬉しいですね。」
チームマネージャー ダヴィデ・ブリビオ
「モンスターエナジーとのスポンサーシップ締結について発表出来るのは本当に嬉しいことです。MotoGP、そしてそれ以外のモータースポーツとも関わりの深い企業ですからね。実はモンスターエナジーと交渉を始めたのはシーズン前で、来年から彼らのサポートを受けることが出来るのは最高です。モンスターエナジーはすでにうちの2名のライダーをサポートしていますから、これからさらに密接に作業していくことが出来るでしょう。」
「モンスターエナジーのマーケティング活動においても、しっかり貢献していきたいと思います。両社ともにこのパートナーシップから多くを得ることになるでしょう。モンスターエナジーとスズキは、スポーツに対する愛、そして諦めない心を共通の価値として持っています。これから将来にかけて素晴らしい思い出を共に作り上げていくことになるでしょう。今まで会ってきたモンスターエナジーのスタッフとは本当に仲良くさせてもらっています。これからMotoGPの世界で、どのような結果を残せるか楽しみですね。」
（Source: suzuki-racing）
（Photo courtesy of michelin）