リアに昨年同様のソフトタイヤを選択したものの、レースが想像以上に高速ペースだったために、終盤にタイヤがダメージを受け、上位での完走が難しくなってしまった。ソフトタイヤを選択しつつ、序盤からトップでレースペースをコントロール出来なかったことが敗因だろう。

レースペースが非常に速かった

マルク・マルケス

「今日は間違ったタイヤチョイスを選んだと思います。ただ昨年は同じタイヤを選択して表彰台を獲得しているんですよね。ソフトを選んだ時はレースのリズムにある程度影響をされます。マルティンはレース序盤からものすごいペースでプッシュしていたので、レースが非常に速いリズムで進むなと感じていました。」[adchord]

「こういった形では皆が激しくプッシュをする形になります。自分も仕方なく前半に激しくプッシュする形となり、ペッコ、ザルコの後ろで10周ほどプッシュしていました。その後は苦戦するようになって、中盤から終盤にかけては、ほとんどライディングが難しい状況でした。」

「マルティンはリアミディアムでスピードがあったので、ソフトを選択したのは驚きました。彼が序盤プッシュするのか、温存して終盤にアタックするかは不明でしたが、彼はプッシュすることを選択したわけです。自分にとっては表彰台を獲得するにはスローペースが必要でした。」

「ヨハンは本当に才能あるライダーですから、こうして優勝する姿を見ることが嬉しいですね。彼が今まで優勝していないことが不思議なぐらいでした。」

(Photo courtesy of michelin)