トプラック・ラズガットリオグル アッセンでの初勝利、BMWにとってもアッセン初優勝

アッセンで開催されたFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で、トプラック・ラズガットリオグルはレース1で優勝を目前にしていたが、レースが赤旗で中断されたことでレースを2位で終えた。スーパーポールレースは9位となったが、レース2では8周目にトップに浮上すると首位を維持して優勝。バルセロナでの成功に続き、早くもBMW移籍後の3勝目を達成し、チャンピオンシップでは2位となっている。

マイケル・ファン・デル・マークは地元アッセンでのレースで表彰台を争った。レース1で7位となった後、スーパーポールレースではBMWライダーとしては最高の8位。レース2では6位となったが、ペナルティを受けて9位に後退している。

トプラック・ラズガットリオグル(SPPR:9位/レース2:優勝)

「この週末は特にレース2で非常に良い仕事をしました。勝利を手に入れるのは簡単ではありませんでしたが、毎周に全力を尽くしました。この週末、みんなが一生懸命働き、最終的に勝つことが出来ました。自分としてもスーパーバイクでのアッセン初勝利であり、BMWにとってもここでの初勝利なので、とても嬉しいです。」

「レース2を9番手からスタートしたことは重要ではありませんでした。本当にスピードがあれば、そこまで問題になりません。ターン1でアレックス・ロウズがクラッシュしかけたとき、自分もスロットルを閉じて避けたんですが、そこからの追い上げが大変でした。」

「しかしレースにおいては自信があり、特に10周目以後は非常に良いペースがありました。雨が降ったとき、リスクを冒したくなかったのでペースを落としましたが、アルヴァロ・バウティスタの追い上げを開始したんです。この週末は勝ちたいと思っていましたし、これを達成出来ましたね。」

マイケル・ファン・デル・マーク(SPPR:レース8位/レース2:9位)

「この週末の結果にはかなり満足しています。今朝のスーパーポールレースではトップ9を目指していましたが、それを達成し、レース2でより良いスタート位置を得ることができました。良いスタートを切り、すぐにいくつかのポジションを上げましたが雨が降り始めました。」

「とても素晴らしいバトルがあり、前のグループのライダーたちと戦うことが出来て極めて楽しかったです。レースの終わりにライディングスタイルで少し苦労し、他のライダーを追いかけようとして力みすぎました。」

「レース後にタイムペナルティを受け、6位を失ったのは残念でしたが、これが現実です。週末を振り返ると、BMWが強さを示していたことがわかります。トプラックが今日もう一つ勝利を挙げたのも素晴らしく、間もなくBMWが表彰台に2台乗る日が来ると確信しています。」

(Photo courtesy of BMW)