リスクを取って走行した

マルク・マルケスは、走行開始直後からリスクを承知で攻めの姿勢を見せた。Q2へのダイレクト進出を目指し、タイムアタックに集中した初日について「トラックの感触は良いが、まだ改善の余地がある」と冷静に振り返る。また、ライバルたちの追い上げにも警戒しつつ、レースに向けたデータ収集が不十分な点を課題に挙げた。

マルク・マルケス

「走行開始直後からリスクを取って走行しました。今日の走行はQ2にダイレクトに繋がる結果になる可能性がありましたから。トラックのフィーリングはいいですが、改善出来る点も多数あります。ライバルも徐々に接近してくるでしょうね。今日はとにかくタイムアタックという様相でしたから、決勝レースに向けてのデータは多くありません。タイヤが15周は保つことはわかっていますが、レースは30周近くですからどうなるかわかりません。」

「このトラックは好きですし今までの履歴からして良い結果が出せるトラックです。今日は確かに良いスタートをしていますが、明日はFP2と予選がありますが、その内容でどのようなレースが出来るかわかるでしょうね。」

(Photo courtesy of Gresini)