思いもしない問題に直面した
リンスは9番グリッドからスタートしたが、スタート直後に順位を守ることができず、後方へと後退。リアタイヤの温度を上げられず、5周目にはチームメイトの後ろで走行していた。ザルコとアレックス・マルケスのリタイアにより16位に浮上したものの、すぐにフェルナンデスに抜かれる。8周目にミラーが転倒したことで再びポジションを取り戻し、後半はチームメイトを追いかけ続けた。最終的に4台がチェッカーフラッグに届かない中、リンスはトップから21.483秒差で12位でゴールした。
アレックス・リンス
「予選では良い仕事ができたし、昨日のプラクティスでもQ2に進出するための良いラップタイムを出せました。今朝のウェットコンディションでも悪くはなかったです。予選の時はコンディションを考えると良いタイムを出せたので、満足していました。しかしスプリントで問題が発生しました。スタート時の反応は良かったのですが、ウィリーが出てしまい、リアタイヤを温めるのに5〜6周もかかりました。思ってもみなかった問題に直面しましたが、明日の決勝レースも厳しいと思いますが、全力を尽くします。」
(Photo courtesy of yamaha)