課題を抱えつつも表彰台
エネア・バスティアニーニは、レースで再びフロントの感触に悩まされたが、マルケスの転倒によって表彰台を手にした。スタートは好調だったものの、トップ2に迫る場面では安定感に欠け、フランコ・モルビデッリを抜いた後もペースを維持するのが難しかったと振り返る。次戦のバルセロナでは、可能であればチームメイトのフランチェスコ・バニャイアを支援する姿勢を見せつつも、グリッド位置が鍵を握ると分析。
エネア・バスティアニーニ
「今日のごごは昨日と同様の問題が発生しました。スタートは良かったですが、よりトップ2人にスタート後に接近出来ていました。フランコ・モルビデッリもオーバーテイクした後も感触は良くなくて落ち着いて走行することにしました。マルケスの転倒で表彰台となりました。いずれにしても最終戦に挑む形になります。」
「バルセロナではどのコーナーがクリティカルかわかりませんが、安全にスピードを発揮したいです。バルセロナではペッコを助けることが出来るでしょうが、スターティンググリッド次第ですかね。ホルヘは今週末は素晴らしい仕事をしたと思いますし、20ポイント以上の差は大きな状況でホルヘのミスに期待するしかない状況だと思います。スプリントでは自分が間に入ったとしても1ポイント差にしかなりませんからね。」
（Photo courtesy of michelin）