
レッドブルKTMファクトリーレーシングは、2026年FIMモトクロス世界選手権(MXGP)に向けた新体制、マシンカラーリング、参戦ライダーを正式発表。開幕戦アルゼンチン・バリローチェ(3月7〜8日)から始まる全20戦の激戦に向けて、さらなるタイトル獲得を目指す。
2026年は、KTM 450 SX-FでMXGPクラスにルーカス・コーネンとアンドレア・アダモが参戦。MX2クラスには、ディフェンディングチャンピオンのザイモン・レンゲンフェルダーと、2年連続での参戦となるサシャ・コーネンがKTM 250 SX-Fで挑む。MXGPの指導には元多冠王ジョエル・スメッツ、MX2はダヴィデ・デ・カルリがチームマネージャーとして帯同し、選手個々の成長を支える体制が整えられている。
数字で見るKTMの実績
- 5勝 & 13表彰台:ルーカス・コーネンが2025年にMXGPルーキーとして記録
- 16冠:2004年のMX2創設以来、KTMが獲得したMX2世界タイトル数
- 17勝 & 47表彰台:現行4選手が2025年に積み上げた合計戦績
- 18シーズン:KTMがMXGP/MX2両クラスでグランプリ勝利を挙げた年数(2007年以降)
- 60レース:2026年は全20戦で土曜予選ヒートと日曜決勝の2日制
ルーカス・コーネン(MXGP)
「トレーニングは順調で、テストもスムーズに進みました。準備はできているので、今は開幕戦が待ちきれません。目標は常に一つ、自分のベストを尽くして勝利を目指すことです。」
アンドレア・アダモ(MXGP)
「450での生活には順応できています。トラックに出るたびに新しい発見があって、とても面白いです。250は何年も乗っていたので慣れ切っていましたが、今は新しい感覚に満ちています。健康状態も良好で、冬季の準備も順調。バイクは本当に素晴らしくて、早くアルゼンチンに行きたいと思うほどです。2026年はこれまでとは違うレースで、経験豊富な選手も多い。上位5位以内を目指してチャレンジしたいです。」
ザイモン・レンゲンフェルダー(MX2)
「今季はトレーナー、メカニック、ギアなど様々な変更がありましたが、バイクは大きく変わっていないので安心しています。チャンピオンを獲得したことが更なるモチベーションになっており、2連覇を狙ってハードにトレーニングしています。プリシーズンレースで必要な改善点が見えるでしょうが、あと1ヶ月で万全の状態に仕上げるつもりです。」
サシャ・コーネン(MX2)
「オフシーズンの準備は順調に進んでいて、バイクも仕上がってきています。シーズン開幕までまだ時間はありますが、チームとして良い準備ができていると思いますし、期待できるシーズンになるはずです。」



ジョエル・スメッツ(チームマネージャー)
「この冬はライダーを3名から2名に減らしたことで、より効率的かつ個々の対応に集中できる体制になりました。マシンの進化も素晴らしく、ファクトリーの努力に感謝しています。全員がプリシーズンレースに向けて良い状態にあります。目標はタイトル防衛と2連覇の達成。私自身の経験も生かして、特にザイモンにはいくつかアドバイスをしています。アンドレアも450への適応が順調で、スタイルの変化をしっかり理解しています。今季は本当に楽しみです。」
ダヴィデ・デ・カルリ(チームマネージャー)
「兄弟は冬の間にアメリカで少し走ってからローマに戻り、テストを重ねてきました。今はサルディニアでサンドトレーニングを行っています。ふたりとも成長が見られ、特にサシャはスピードだけでなく技術面の向上にも力を入れています。ルーカスはMXGP2年目の経験を活かせるでしょう。昨年は速さとともに多くを学んだシーズンだったので、すべてを噛み合わせて2つのタイトル獲得を目指します。」
ピット・バイラー(KTMモータースポーツディレクター)
「2026年はダカールとスーパーモトクロスで好調なスタートを切りました。MXGPチームも高いレベルを維持してくれると確信しています。2025年の結果がそれを物語っていますし、今年もザイモンがチャンピオンとして参戦します。アンドレアのルーキーイヤー、ルーカスとサシャのさらなる飛躍にも期待しています。KTM SX-Fはスタートとスピードでまた基準となるはずです。ライダーたちの健闘と健康を祈っています。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。