
ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)が、2026年WorldSBKハンガリーラウンドのレース1で優勝し、WorldSBK新記録となる14連勝を達成した。バラトン・パーク・サーキットで行われたレースで、ニコロ・ブレガはチームメイトのイケル・レクオナに2.5秒差をつけて勝利。これまでトプラック・ラズガットリオグルが2024年と2025年に記録していた13連勝を更新した。
スタートではポールポジションのニコロ・ブレガが好発進。一方、7番グリッドのアルベルト・スッラ(Motocorsa Racing)がターン1で一気に2番手へ浮上した。ニコロ・ブレガはすぐに後続との差を広げ、序盤で2秒リードを築く。ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven)は2周目ターン8で高速クラッシュを喫しリタイア。メディカルセンターで検査を受け、右肘と右膝の打撲と診断されたものの、出走可能と判断された。
イケル・レクオナは着実に順位を上げ、5周目ターン1でミゲール・オリベイラを攻略して4番手へ浮上。翌周にはヤリ・モンテッラも同じターンでかわし、7周目にはスッラを抜いて2番手に上がった。しかし、すでにニコロ・ブレガとの差は4秒まで広がっていた。
ニコロ・ブレガはそのまま独走し、歴史的な14連勝を達成。ドゥカティでの通算勝利数は30勝となり、トロイ・ベイリスの52勝まであと22勝に迫った。また、23戦連続表彰台となり、コーリン・エドワーズとトプラック・ラズガットリオグルの歴代最多記録まであと2戦に迫っている。イケル・レクオナは自身9回目の表彰台を獲得。未勝利ライダーとしては歴代4位タイの表彰台数となり、レオン・キャミアに並んだ。
3位争いはスッラ、モンテッラ、オリベイラによる激しい攻防となった。9周目にモンテッラがターン9でスッラを攻略するも、スッラがターン11で即座に反撃。その隙を突いてオリベイラが4番手へ浮上した。
その後、オリベイラはターン5でスッラをかわして3番手に浮上。モンテッラも再びスッラを攻略したが、オリベイラはそのままポジションを守り切り、WorldSBK通算4回目の表彰台を獲得した。なお、4回すべてが3位となっている。
5位争いではアレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)とアルヴァロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team)が終盤まで接戦を展開。終盤にペースを上げたアルヴァロ・バウティスタが20周目ターン1でオーバーテイクを決め、5位を奪取した。
アンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)はヤマハ勢最上位の7位でフィニッシュ。スッラは終盤に順位を落としながらも8位を確保した。サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)はジャンプスタートによりダブルロングラップペナルティを受けたが、追い上げを見せて9位でチェッカーを受けた。
10位争いは最終ラップまで続き、シャビ・ヴィエルへ(Pata Maxus Yamaha)がアクセル・バッサーニとの接戦を制した。バッサーニは最終ラップのターン8でグラベルに飛び出しポイント圏外へ後退した。
レース1 トップ6結果
1位 ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)
2位 イケル・レクオナ(Aruba.it Racing – Ducati) +2.538秒
3位 ミゲール・オリベイラ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team) +12.584秒
4位 ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team) +14.077秒
5位 アルヴァロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team) +15.032秒
6位 アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team) +15.781秒

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







