「パドックに友達はいない」ペドロ・アコスタが語るライバル観

ペドロ・アコスタは、パドックに親しい友人がいないことを自分にとって好都合だと語った。誰に対しても遠慮なく仕掛けられるからだ。来季はKTMを離れ、ファクトリーのドゥカティチームで現チャンピオンのマルク・マルケスと組むことが報じられているアコスタは、現在ランキング7位でKTMでの最後の10戦に臨んでいる。今季スプリントで初勝利を挙げたものの、2年半が経過した今もMotoGPでの初優勝はまだ手にしていない。

ペドロ・アコスタ

「ありがたいことに、MotoGPではほぼすべてのライダーと気軽に話せますし、関係を築くのも難しくありません。でも結局、みんな同じ夢を追ってここにいる。まったく同じものを求めている相手と、本当に誠実な関係を築くのは難しいと思います。」

「正直に言えば、一歩引いて、あえて深い関係を持たない方がいいかもしれないと感じています。初日から、自分にはパドックに友達がいないと感じています。でも、それで満足しています。誰に対しても感情を持たずにいられるし、誰を抜こうとしているか、どうやって抜こうとしているかも気になりません。」

「過去を振り返ると、ライダー同士の関係はだいたいそういうものでした。バレンティーノ・ロッシとセテ・ジベルノー、あるいはクリビレとドゥーハンの関係を思い出してください。決して穏やかなものではなかった。今のMotoGPに欠けているスパイスは、もしかしたらそこにあるのかもしれません。」