ル・マン24時間耐久では、僅か44秒差で表彰台を逃す形となったスズキ。しかし次回のオッシャースレーベンには3ポイントのリードを保って挑む事となります。

スズキ・エンデュランス・レーシング・チームは世界耐久選手権第2戦の第40回ル・マン24時間耐久レースで4位を獲得し、ポイントをスタンディングでのリードを保った。Vincent Philippe、Etienne Masson、Alex Cudlinはチームの本拠地近くのブガッティサーキットで、困難でエモーショナルなレースで合計848周を走り、4位でチェッカーを受けた。

先月練習走行の怪我が原因で命を落としたAnthony Delhalleの思い出を胸に走ったレースで、夜間にスズキは何度かランオフ。その後の素早いピットストップの後にMassonがオイルで転倒したため、そこから再び順位を上げる展開のレースとなった。

Cudlinが操縦を変わった時にはチームは9位だった。しかしそこから毎回のライダー交代の度に順位を上げたチームは、日曜の朝にはホンダ FCCチーム、スズキと同様に苦戦したSRCカワサキとの激しいバトルの末に3位に浮上。表彰台確保の可能性を高めるため、チームはタイムが速く経験豊富なPhilippe、Massonのスティント回数を増やす事を決断。しかしピットでのロスタイムを挽回出来ず、僅か44秒で表彰台を逃した。

しかしながら、チームは来月のオッシャースレーベンに、SRCカワサキと今回のル・マンの勝者であるGMT94ヤマハに3ポイントのアドバンテージを持って挑む。

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