Aprilia(アプリリア)はEICMAにおいて、新型の並列2気筒スポーツバイクRS660のネイキッドバージョン、Tuono 660をコンセプトモデルとして発表した。
RS660同様に、IMU(慣性計測ユニット)、トラクションコントロール、ウイリーコントロール、コーナリングABS、エンジンブレーキコントロール、上下有効なクイックシフター、クルーズコントロール、パワーモードなど多彩な電子制御を搭載する。100馬力のRS660に対して、Tuono 660は95馬力となり、欧州のA2ライセンスに合わせて46馬力のバージョンもリリースの予定があるようだ。
エンジンはRS660同様にEuro5に適合、V型4気筒スーパースポーツRSV4のエンジンをベースとした並列2気筒エンジンで、ブレーキディスクは320mm、サスペンションはKYB製、ブレンボのラジアルマウントキャリパーなどを搭載する。
ミドルクラスの並列2気筒、スポーツバイクをベースとしたスタイリッシュなネイキッドというバイクは、ライバル不在と言える。RS660に関してもそうだ、「ちょうどこういうバイクが登場するのを待っていた」という世界的に玄人ライダーは多いだろう。
(Source: Aprilia)
(Photo courtesy of Aprilia)