NTS勢、マレーシアGPのポイント獲得を逃す
第18戦マレーシアGPのMoto2クラス決勝レースは、NTS RW Racing GPにとって残念な結果になりました。ボ・ベンスナイダーはオープニングラップの最終コーナーで転倒。ジェスコ・ラフィンは20位に終わりました。予選までの流れが良好だっただけに、チームにとっても悔しい結果になってしまいました。
現地時間13時20分(日本時間午前14時20分)にスタートしたレースは、路面・気温ともに昨日よりも大幅に温度が高く、厳しい条件になりました。路面温度が上昇した結果、グリップの低下に悩まされる選手が多く、今日の決勝では9名が転倒をしました。8列目23番グリッドについたベンスナイダーは、慎重かつ大胆なスタートで順位の浮上を目指しました。しかし、バックストレートエンドのタイトな最終15コーナー進入で転倒を喫してしまいました。
第18戦マレーシアGPのMoto2クラス決勝レースは、NTS RW Racing GPにとって残念な結果になりました。ボ・ベンスナイダーはオープニングラップの最終コーナーで転倒。ジェスコ・ラフィンは20位に終わりました。予選までの流れが良好だっただけに、チームにとっても悔しい結果になってしまいました。
現地時間13時20分(日本時間午前14時20分)にスタートしたレースは、路面・気温ともに昨日よりも大幅に温度が高く、厳しい条件になりました。路面温度が上昇した結果、グリップの低下に悩まされる選手が多く、今日の決勝では9名が転倒をしました。
8列目23番グリッドについたベンスナイダーは、慎重かつ大胆なスタートで順位の浮上を目指しました。しかし、バックストレートエンドのタイトな最終15コーナー進入で転倒を喫してしまいました。
一方、6列目16番グリッドからレースをスタートしたラフィンは、ポジションを上げていくことに苦戦しましたが、最後まで粘りの走りを続けて20番手でチェッカーフラッグを受けました。次戦はいよいよ2019年を締めくくるシーズン最終戦のバレンシアGP。11月15日(金)にスペイン・バレンシア郊外のリカルドトルモサーキットで、フリープラクティス1回目が始まります。
ボ・ベンスナイダー選手(ゼッケン64)
(決勝レース:リタイア)
「今朝のウォームアップ走行では昨日よりもいいフィーリングで走ることができたので、決勝レースはポイントを狙えそうな手応えでグリッドについたんだ。しかし、1周目ですべてが終わってしまった。スタートをうまく決めて、数ポジションを上げていくことができたけれども、ぼくの前にいた選手が14コーナーを高いギアで立ち上がったため、加速に時間がかかってしまって、長いバックストレートでうまくスピードに乗せることができなかった。バックストレートエンドの進入では混戦になって、ギア選択をミスしたために進入速度が高く、それでフロントが切れ込んでしまった。右肩を打撲したので少し痛むけど、それ以外は大丈夫だ。今日のレースでは1周を終えないうちに転んでしまって、頑張ってくれたチームには本当に申し訳ないことをした。次の最終戦で挽回してみせるよ」
ジェスコ・ラフィン選手(ゼッケン2)
(決勝レース:20位)
「今日は苦戦することを覚悟していたけど、それにしてもこの結果は残念だ。今日の長い18周のレースでは、昨日の予選のようにスピードを発揮できなかった。レース周回を高いアベレージタイムで走ることができていないことが、今の僕たちの課題だ。予選ではしっかりと速さを発揮できたし、レースを最後まで走りきって来年へ向けたデータを収集できたので、それについては好材料といっていいだろう。懸命に頑張ってくれたNTS RW Racing GPの皆には心から感謝をしている。来シーズン、このチームで走れることが本当に楽しみだ」
(Source: NTS)
(Photo courtesy of NTS)