NTS陣営のラフィンがQ2進出、予16番グリッドを獲得

第18戦マレーシアGPの二日目、土曜日の走行で、NTS RW Racing GPは大きな前進を果たしました。ジェスコ・ラフィンとボ・ベンスナイダー両選手ともに大幅な改善を見せ、ともに約2秒のタイムアップに成功したのです。ラフィンは、午後の予選Q1からQ2へと勝ち上がり、16番グリッドを獲得。Q1を走行したベンスナイダーは、23番グリッドから明日の決勝レースを迎えます。

ラフィンとベンスナイダーは、午前のFP3から速さを発揮しました。その勢いを午後の予選でも引き続き披露し、両選手揃って2分06秒台前半のタイムに到達。2分06秒363のベンスナイダーは、僅差でQ2進出を逃しましたが、ラフィンは2分06秒014を記録し、Q2へ進みました。そのQ2では、安定感を見せて2分06秒308のタイムで上記のグリッドとなりました。

決勝レースは11月3日(日曜日)現地時間13時20分(日本時間14時20分)にスタート。全18周で争われます。

NTS RW Racing GP

ボ・ベンスナイダー選手(ゼッケン64)

(予選23番手:2分06秒363)
「昨日からかなり大きな前進をできた。Q1であとコンマ数秒稼げていればQ2に進出できていたので、それが残念だ。でも、今日一日の進歩には満足している。明日の決勝レースでも、いいペースで走りきりたい。マレーシアGPの決勝は長く厳しいレースになると思うけど、ポイント獲得を目指して力のかぎり走り抜いてみせるよ」

NTS RW Racing GP

ジェスコ・ラフィン選手(ゼッケン2)

(予選16番手:2分06秒308)
「昨日と比べると、今日はとても収穫の多い一日になった。チームがとてもがんばってくれたおかげで、バイクがまるで新品みたいによく走ってくれた。午前のFP3からフィーリング良く、思いどおりに攻めていくことができた。Q1ではさらにフィーリングが良くなった。Q1からQ2へと進んだのは今回が初めてだけど、Q2では残念ながらQ1のときのように充分に攻めきる走りをできなかった。でも、苦戦してきたコースで16番グリッドだから、悪くないと思う。明日は全力でがんばるよ」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)